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は・な  作者: Reiko
9/14

ケサラ 〜私は消えた方が・・・〜

ねぇ、苦しいよ

つい最近気が付いた

私を必要としてる人間は2人にも満たなくて、迷惑なだけだってこと


いままで舞い上がって自分勝手に生きてたんだ

それにも気が付かされた


私が死んでも悲しむのはせいぜい家族くらい…

その悲しみも新しい子供が生まれればすぐにどうかなるでしょう

死んでも誰も悲しまない、必要とされていない私は生きる価値があるのでしょうか


いつも苦しんで泣いてて

周りから迷惑者扱いされて

いっそ死んでしまったほう楽なのね


消えたいよ、この世から

なにもうまくいかないし、なにもたのしくない


それならこの世からさらりと空気のように消えた方がずっと楽しい

残された人間の悲しみ?

そんなの私は知らない…


悲しむのなら最初から私をもっと気にかけてくれればよかったのにね

どうせ私は邪魔で八つ当たりの材料なんでしょう?

消えてから悲しむなんて卑怯なことする人間は家族なんかじゃない、他人。


人生に希望を見つけろだとか、常に上を目指す人間になれだとか…

はっきり言って邪魔な命令

そんなものがあったら誰も傷ついたりはしないと思うけど?


もし、この枯れ果てた世の中にまだいたい人がいるなら、私がこの生命を譲る

苦しんで死ぬのは嫌

でも安らかに死ねるのなら、もう生きたくなんてない――


青春?夢?志?


そんなものとうの昔に消えて行った

もう絶望やら面倒臭さやらしか残ってない

憂鬱なんてレベルじゃないよ


いますぐにでも死にたいよ

いじめなんかで死ぬなんて嫌、でも自分の意思で死ぬほど幸せなことが許されるなら。


私はいますぐ、この手で自分を絶っても悔やみはしない――




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