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は・な  作者: Reiko
12/14

鬼ごっこ

俯いて眠る君もね、

私に抱きついてごねる君もね、

本気で怒る君も大好き


馬鹿にするな、なんて騒いでる君だけど、

私からすればそんなことさえ可愛い行動に過ぎないんだよ?


愛してる…、

なんて大げさなことは言えないけど、

とりあえず君が好きなんだな〜。


真っ赤になって照れ隠しする君も、

眠ったふりして薄目開けてる君も、

全部お見通しだよ


私に隠し事なんてしようとしても無駄

全部見えてますよ

だから素直にこっちにいらっしゃい、なんて


……でもね、最近疲れるの

この刺激だとか、ドキドキだとかが。

嫌になるの、もう普通に暮らしたいの


最近、君ね?

よく俯いて苦しんでるよね

私、ずっと知ってたんだよ


どうして言ってくれなかったのかな

なんで隠してたのかな

隠しても無駄なのに、私が更に苦しいだけなのに


頼ってよ…、

誰がさぁ、君一人で責任負えって言った?

そんなこと言った人がいるなら、私がこの手でどうにかする


じゃあさ、契約しようよ

私は君を愛するし、離さないから、

君も私を愛してよ、抱きしめてよ


内緒はダメだよ

この契約書にサインした以上、君は私から離れられない


さぁ……、まずはなにをしようか?


広い庭で鬼ごっこしようよ

暗くて大きい倉庫でかくれんぼしようよ

それとも、広場でボール遊び?

市民プール行って泳ごうか?


なんでもいいよ、一緒に遊ぼ

手を繋いでね、一緒に歩くの。






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