続き。2
「私たちの一族がかなり上位の貴族だということはわかっているわね?」
「もちろん。」
そう、私の家はかなりすごい…らしい。
まあ、魔法学園の中でも、すれ違うたびに、会釈とか敬語使われたりするから、少しは実感してはいるが…それでもなれないものである。
まあ、まだ16年しか生きてないし、当然だろう。
それに、父は軍人で、昔から父からは厳しく指導されてきたこともあってーーというか、甘やかされて育ってないーーちょっとなれないものがある。
「しかし、それと今回の件は何の関係が…?」
「それがね、あなたがそんな姿になって、さらに、その強大な力を得たのは、私たち【フェンリル家】の歴史と関係があるの。」
そういえば、私、自分の名前言ってなかった…。
私の名前はライラ・フェンリル。覚えやすいとよく言われる。
フェンリルは氷狼王。苗字に入ってるからわかると思うが、私の一族の魔力は氷の属性が多い。
まあそれは置いといて…母の話に戻ろう。
「昔、フェンリル家はまあ、普通の貴族だったわ。」
「そうなの?」
「ええ。驚いた?
「いや、別に。」
「それでね、我々一族の先祖は、一回フェンリル様を召喚魔法で呼び出したわけよ。もちろん、目的は我々一族とフェンリル様で契約を結ぶことよ。」
契約を結ぶ、つまりは、フェンリル様と同盟を組むようなものだ。
フェンリル様は我々の魔力を食べる代わりに、フェンリル様の恩恵を受ける事になる。それなりに、魔力が必要になってくるが、契約なしの人と比べると、その差は月とスッポン、天と地の差、だ。
「まあ、それでね。無事に召喚できたはいいものの、その時に、ゼウス様がなぜかついてきちゃったのよ…。」
「…えええええええええええええええええええええ?!」
ゼウスって?!あの?!全知全能の神、ゼウス?!
神の中でも二番強いと言われるゼウス?!
「しかもね、ゼウス様が、きまぐれにある魔法を我々一族にかけたのよ。」
「?どんな魔法?」
「ごく稀に、アギト様の力を受け継ぐ人間が生まれる魔法。」
「はあああああああああああああああああああああああああああああ?!」
アギト様は戦闘能力では一番と言われる神様で、力の神様である。
「それで、今回アギト様の力を受け継いだのが、貴方ってわけ。」
びっくりしすぎて声が出ないとは…。重症かな…?
というか、ゼウス様…茶目っ気たっぷりか。
今回は長くしました。
更新遅くなってすいません。胃腸炎になってしまったものですから…w
皆様も病気には気をつけてくださいね?
ゼウス様が茶目っ気たっぷりにいたずらしたのが発覚した回でした。
さて、それでは See you again and good bye!




