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邂逅(とある狂った盗賊の話)3
こっわ。
俺はこの男(女?)から必要な道具を渡される。使い方なども教わった。ボタン一つで簡単に起動できるらしい。便利なものだ。だが、便利な物こそ高いと相場は決まっている。やはり、この魔道具も高いのだろう。そうすると、何故あの少女が狙われているのか、気になってくる。
だが、ここで詳しく聞こうとは思わない。
聞いた方がめんどくさいからな。
まぁいい。あとは、捕まえて魔道具を起動して、と簡単な仕事だ。
いくら強い魔力を持っているとしても、戦闘訓練は受けていないだろうからな。俺の気配に気づくはずがない。
だからこそ引き受けたのだ。
じゃなきゃ、敵意を向けてくる相手の依頼なんか受けないだろう?
気づいていないとでも思っていたのだろうか?あの、魔力だけ持っている癖して繊細な使い方はできない俺の依頼主は・・・。
はははっ。ユカイダナァ。あははははははははははははははははははははははははははははは
ということで、盗賊さんは過去に色々ありまして、狂っとります。
その過去の話もできたらいいなぁ・・・。




