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それでも僕は……

作者: 鳳圭介

 時間とは不思議なものである。

 僕は普段から頭の片隅で、少し哲学のようなものを自分なりに解釈して生きている。それは、世間一般から見たら、とても歪み、不思議で、嫌悪を覚えるような解釈だ。

 そして、時間に関しても、自分なりに色々と考えている。が、その考える過程で不思議に思うこと。

 『明日』と『1日後』の違いだ。

 時間軸を同じと見れば、それに大きな違いはないように思える。けれども、1日後は1日経てば『0日後』となり、それは『今日』を意味する。

 けれども、『明日』とはいつまで経っても『明日』である。『明日』が来た瞬間、それは『今日』に変わり、『今日』は昨日に変わる。時計の針が0時0分を指した瞬間、『明日』は『明日』でなくなり『明日』で有り続ける。

 明日とは、そこにあって、そこにない物である。

 『明日やる』という人がいるが、それは不可能なことになるのだろう。歌の歌詞や、物語でも出るように、明日とはいつなのか。この答えで自分が納得するものは出ていない。だから、未だに少し考えている。

 そして、その思考に勉強時間を持っていか………言い訳で何が悪い!(開き直り)

 親に『そんなことを考えていないで勉強しなさい』と言ってくる。実際はありがたいことだが、こういうことを考えていると、どうしても邪魔に思えてしまうわけで言ってしまうのだ。

『明日やる』と。親は呆れたように部屋から出ていくが、自分の思考の矛盾には気づいている。

 それでもボクは……。


  明日やる!!(おぃこら

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