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第二話 食べ物のスケッチで飢えを凌ぐ
毎日絵を描いては売る日々。
でも絵は売れずにバイトをする日々。
でもバイト先も首になり無職になる。
絵は幸いにも少しは売れて若干の売り上げになる。
でも食材の絵を描いて食べるの日々。
カレーの絵を描いて食べる。
カレーさんは凄く僕の飢えを凌いでくれた。
ダイコンさんも上手く描く。
ダイコンさんをむしゃぶり齧り付く。
ダイコンさんは美味い。
リンゴさんにもかなり食べた。
チーズケーキさんも美味い。
そんな食べ物のスケッチを描く日々。
だから飢えは無かった。
雨の日も風の日も描いていた。
でも報われずに日々を生きていた。
ダイコンさんが喋る。
ニンジンさんが喋る。
「僕らを売ってお金にしてよ」
「そうだよ洋司~お金にしてよ所詮分身体だから」
「いいのかな~~~」
そうして僕は何でも屋をやった。
ダイコンにニンジンにリンゴにチーズケーキにカレーライスを売った。
意外と売り上げはあった。
そうして毎日日銭を稼いでいく。そうして自分も飢えを凌ぐ。そんな日々だ。
毎日売上を気にする。
新しい絵を描く。




