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第8話

「はじめまして。わたしはめいって言います。よろしくね、まいなちゃん」

 ぱたぱたと急ぎ足で歩いて、動物の子うさぎのふわふわのしっぽを見せながら、白色の美しいふわふわの髪を緩やかになびかせるようにして、まいなは白いベットのうしろに隠れてしまいました。

 わたしは涙目で、ぷららを見ました。(まいなに嫌われてしまったのかと思いました)

「大丈夫。まいなは恥ずかしがり屋なだけですよ」

 にっこりと笑ってぷららは言いました。

「まいなちゃーん。出ておいで。食べたりしないからね」

 ぷららはそう大きな声で白いベットの後ろに隠れているまいなに言いました。

 するとまいながぴょこんとその可愛らしい姿をわたしに(恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながら)みせてくれました。

 まいなはとことこと歩いて、わたしの前までやってきました。

「先ほどは、お恥ずかしいところをお見せして、すみませんでした。ごめんなさい」

 まいなはわたしにそう言って頭を小さく下げながらごめんなさいをしました。

「いえ、わたしのほうこそ、驚かせてしまって、ごめんなさい」

 とわたしは言って、にっこりと(またまいなをびっくりないように)笑いました。

 するとまいなも(わたしの真似をするみたいにして)にっこりと笑ってくれました。

 まいなは白いワンピースのようなきらきらしている服(月や星の形をした小さなアクセサリーがたくさんついていました)をきていました。窓から差し込んでいる明るい光の中で、白色の美しい長いふわふわの髪をきらきらと輝かせているまいな。

 わたしの前でにっこりと無邪気な顔で笑っているまいなは、まるで本物の天使みたいにとっても可愛いいもふもふの小さな女の子でした。(動物の子うさぎみみやしっぽだけじゃなくて、背中に天使の翼を隠しているのかもって思うくらいでした)

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