なんなんですの!?
みじかかくてすみません(´;ω;`)
私の名前は蓬生
殺されて、神様に言われたの
『たのむ。この世界を救ってくれ』
そういわれてすぐ視界が白く染まった
「え?!どういう事なんですの!?」
自分はただの巫女だったのにー…
見たことのない世界
やたらと金色が使われた部屋にあわあわとしている女の人に男の人二人…
中世ヨーロッパのような感じがする
それよりなぜ、私はここにいるの?
よくよく考えてみたら、歴史をさかのぼっていることになるの?
「…ここは?」
「よかった!目が覚めたのね!!」
思いっきり抱きつかれたが、正直なぜかわからないわ
「すみません。まずここはどこですの?あなたがたは?」
「…まさか!」
「…っ、そんな…」
女性は顔を手で覆い、泣いていた。
男の人達は、顔を伏せたり、浮かない顔をした。
「記憶喪失なのね…」
??
記憶喪失も何もいきなりこの体に入ったので、分かるわけがないと思うがとりあえず話を合わせた方が良さそうね。
「もしかしてあなたはお母さまなのですか?」
「ええ!そうよ。私はあなたの母親よ。ここにいるのはあなたのお父さんと兄よ。あなたの名前はレーナよ」
女の人は穏やかな顔をしていて、何だかほっとする。
家族のような安心感がある。これはもしかしてこの体の持ち主、レーナさんの心なの…?
「お気遣いいただきありがとうございますわ。できれば色々教えていただけたら嬉しいんですけど…」
「もちろんよ!」
まずはこの世界の事を知っておかなくちゃ
次回頑張ります
次回予告
転生して慣れた主人公、蓬生のところに婚約者が現れます
箱入り巫女の次回にご注目下さい!