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第3話

色んな事があった翌日、俺は部活に向かっていた。なぜ日曜日にも部活があるのか。


「よっ!ゆーくん!」


「あ、おはよう。わかなさん」


呼んできたのは冨樫稚菜さん。中学からの知り合いで結構面白い人だ。


「わかなさんじゃなくてわかなでいいって!ってことじゃなく、昨日はどうしたの?」


「あー…えっと、ちょっと家の事情でね」


「え~?ほんと~?」


本当の事を言えるはずもなく。


「そうそう。フルートの風間さんいるじゃん?」


「え、、あ、うん」


「ゆーくんって風間さんと仲良かったっけ?」


急すぎ?風間さんってあの俺を推薦してきた中の一人だよね。なんで急にその話が?


「どうして?」


「出欠の時に風間さんがゆーくんの欠席伝えてたからさ」


「あ~...」


多分俺の事を知ってたのだろう。風間さんめ...


「LINEで一番上にいたからさ」


適当な言い訳したけどまあいいだろう。


「ふーん」


うわぁ不機嫌そう...やっちゃったか...


「ごきげんよう」


噂をすればなんとやら。校門前で風間さんと出くわした。


「おはよう、風間さん」


「おはよ~!」


わかなさんは死ぬほどポーカーフェイスがうまい。どれだけ不機嫌でも。

風間さんとは時間があるときにでも話すか。


brrr


俺の携帯のバイブレーションが鳴った。先生も緩い山川先生しかいないので確認するか。


なな”今日は会社で3Dやってから食べて帰る!”


姉さんからのLINEだった。食べて帰る、と言っているがこれは姉さんの友達も連れて帰るってことなのでおつまみを作っておくべきだろう。


「誰からの?」


わかなさんが聞いてきた。


「n「お姉さんですよ」」


「そ、そうなんだ~」


風間さんが発言した。。。。。。。

え、怖い怖い何この人こんな人だっけ。お淑やかだけど活発で中心にいるような人だったよな?



~~~



「ちょっと風間さん、いい?」


出欠が終わった瞬間に風間さんに声をかけた。何を話すか特に決めていなかったが、とりあえず話しかけた。


「ん?どうしたの?"佑月"くん?」


え、こわいこわい。今までなんて呼ばれてたっけ、思い出せないけどさ。


「あっ..こっちきてほしい...です..」


うわああああ....怖くなってきたあああ

とりあえずベランダにいこう...

てかこの人こんな身長高かったっけ...


「で、どうしたのかな?佑月くん?」


「えっと、まず...なんで僕を推薦したんですか?」


「え?あぁ、ちょっとかわi..ゲフンゲフン、先輩たちが推薦してたし知ってたからさ」


「あ~...」


なにか言いかけていたっぽいけど、聞かなかったことにしよう。


「ほかに何かある?」


「いや..えと...ない..ですね」


この人とこれから仕事をするのかと考えたら、それだけで頭が痛くなった。



********



えへへへ、佑月くんかわいいなぁ。


「ごきげんよう」


「おはよう、風間さん」


「おはよ~!」


わかなさんとかいうずっと佑月くんに付きまわってるクズも反応してきた。はっきり言って邪魔だ。


brrr


佑月くんの携帯のバイブレーションが鳴った。多分お姉さんからだろう。今日は3Dの撮影があったはずだから。

チラッとのぞいたらビンゴだった。


「誰からの?」


わかなさんが聞いてきた。


「n「お姉さんですよ」」


「そ、そうなんだ~」


私のほうがあなたより上なのよ。



~~~



「ちょっと風間さん、いい?」


出欠が終わった瞬間に声をかけてきた。かわいい。。。。尊い


「ん?どうしたの?佑月くん?」


さりげなく名前を呼ぶ。


「あっ..こっちきてほしい...です..」


困惑している姿もかわいい!すき!


「で、どうしたのかな?佑月くん?」


「えっと、まず...なんで僕を推薦したんですか?」


「え?あぁ、ちょっとかわi..ゲフンゲフン、先輩たちが推薦してたし知ってたからさ」


声に出てきそうだった。危ない危ない。


「あ~...」


「ほかに何かある?」


「いや..えと...ない..ですね」


ふふふ、これからが楽しみだなぁ

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