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龍恋

龍は宝珠を乞いし恋焦がれる

作者:椿朋香
「龍」と呼ばれる〈力〉ある者と、その力を高める事の出来る「宝珠」と呼ばれる者達が存在する世界の物語。そこには伝説があった

―――幾千の時を眠りし氷結の宝珠 
その輝きは天地をも動かす···それを手にするもの天地を与えられるであろう―――

千年の永き時を支配する残虐にして非道な魔龍王ゼノア打倒に、立ち上がったものがいた。
「陽の龍」と呼ばれるカサルアだ。彼は腹心の四人の龍達に言った。
『魔龍王から〈氷結の宝珠〉を奪取する!』とーーー

〈伝説の宝珠〉アーシアは遥かな昔···魔龍王ゼノアを拒絶した為、氷結に封印されていたのだ。
カサルアは「火の龍」ラシード、「地の龍」レンと共に彼の地へ向かった。

氷洞窟の中、急に視界が広がる―――

ラシードとレンは息を呑んだ。氷柱に眠るアーシアの聖なる美しさに···封印を解かれたアーシアはラシードの孤独な「真紅の瞳」を見た。
『あなたは誰?』
ラシードは腕の中で崩れる彼女に名を付けられない気持ちがよぎるのを感じる···

意識を戻したアーシアが見たものは数百年前、魔龍に反旗を翻し殺された筈の兄の姿だった。
『ごめんね、待たせたね』と、微笑むその人物は転生していたカサルアだ―――数百年の時を経て再び出会った二人は仲間も揃った今世こそゼノアを斃すことを誓い合ったのだ。

そして仲間への紹介の時、アーシアはラシードに助けて貰った礼を言うが、彼は突き放した冷たい言い方で返してきた。彼は複雑な生い立ちが原因で愛を信じようとしない「宝珠」嫌いだった。アーシアも傲慢な「龍」を嫌い二人はいつも反発しあっていたが···いつしか惹かれあって···
愛を信じない孤高のラシードの冷めた心を揺り動かす伝説の宝珠アーシアの物語。

はじまり
2022/12/23 02:20
伝説の宝珠
2022/12/26 15:55
お披露目
2022/12/26 17:03
光石の街
2022/12/28 07:28
寄生樹
2022/12/30 21:18
アーシアの笑顔
2023/01/02 08:21
心の扉
2023/01/07 07:16
贈り物
2023/01/08 23:11
宝珠嫌いの理由
2023/01/10 14:26
月の宴で・・・
2023/01/10 14:49
ラシードの告白
2023/01/10 15:14
宝珠の宴
2023/01/10 15:46
炎水の陣
2023/01/11 21:30
消えたアーシア
2023/01/11 22:03
救出
2023/01/11 22:38
魔龍王ゼノア
2023/01/12 22:36
ラシードの秘密
2023/01/15 00:09
死か服従か
2023/01/15 23:37
魔龍王の愛
2023/01/17 00:12
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