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エピローグ
2019年10日4日の夕方頃、東京都K区の中華料理店にて、若い男性2人がナイフを持って押しかけたものの、若い男性2人は店主と見られる男性に刺殺され、またその際、1名の客が若い男性の片一方に刺殺された。
結局のところ、激昂し若い男性2名を結果的に殺害した中華料理屋の店主である帷子貴浩は、傷害致死罪の容疑で警視庁に逮捕され、取り調べを受けている最中であった。男性は呂律が回らず、何を喋っているの聴き取りが困難な模様。ただ一つ、「アザラシ子は天使じゃ」などと、意味不明な供述をしており、精神鑑定を受ける運びとなりそうである。
そして、閉業状態となった夢園の看板娘である夢子こと平沼蜜子は、メインの就業先である総合病院の、作業療法士と結婚し、幸せな人生を送ることとなったのであった。