俊と潤
1ヶ月ぶりの投稿です!ようやくスケット部のメンバーが、揃ってここからベタなラブコメ展開ww
そんなことは、しませんので期待していただきたいです♪( ´▽`)
はぁ〜疲れた。月曜日の朝なんて、どこの学生も思うこと。
今日は、バスケ部の顧問である石黒先生が、会議があって休みらしい。
ここ最近は、俺もリア充してるのかもしれない。
放課後、美少女たちと会って、部活をやるなんて。
「俊なんで、お前は佐倉さんとか内田さんとか好きにならないの?」
土間の近くで、大島が聞いてきた。正論だ。一般的な男子高校生は、かわいい子と付き合いたいと思っている。
だけど、俺には、とあるトラウマがある。
「今頃、どうしてんだろうなあの2人…」
「どゆこと??」
大島が聞き返す。お前は、どこのキャラだよ。
まぁ、知らないのは当たり前だ。
俺が、中学生の頃の話だから。
「早く、教室入れよ〜遅れるぞ〜」
先生が、怒っている。俺と大島は、上靴を履きクラスへ向かう。
「じゃあな。また部活で、話聞かせて」
頷いた。というか、頷いてしまった。
「起立〜おはようございます」
俺の掛け声で、今日の学校が始まる。
「佐藤、後で職員室に来い。」
『 え 』
クラスが、騒めく。俺は、先生に人生で一度も怒られたことがないと思われてる。
そういうのは、マジうぜぇ〜
チャイムが鳴り、国語の授業が始まる。
山守潤と大塚みゆは、国語が好きだったなぁ〜
まぁ、俺は大嫌いだけどな。
2人は、付き合っている。大塚は、中学の頃の俺の元カノ。そして、潤とみゆは、俺の幼馴染。結果的に、中二の頃俺は、潤に、言い方は悪いが、みゆを取られた。
理由は簡単。みゆは、俺みたいなクラスのリーダーみたいな、真面目で、笑顔が少ないやつは好きじゃなかったから。
俺は、中三まで、今もこうして、学級委員をやってる以上、俺は、もう、誰も好きじゃなくなったし、恋なんかしないのだ。