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告解

作者: 尚文産商堂
掲載日:2026/03/27

償いきれないような罪を、俺は多く犯してきた。

だからこうして告解をしているわけではあるが。


宗教的な罪と法律的な罪は違うとは思う。

でも、気持ちの問題だろう。

告解室で座り、小さな窓をスライドさせて神父様がいることを確認してから、神父様へと俺は話始める。

「……神父様、俺は罪を犯してしまいました。とうてい許されるようなものではないものも含めて、たくさんの罪を犯してきました。俺はいったいどうすればいいんでしょうか」

神父様がいる。

それでいて神の御許に抱かれる、そんな不思議な感覚がある。


いくつかの儀礼的な、それでいてわかりやすい話を神父様から話される。

そして定型文の言葉を告げられ、終わりとなる。

そのころには、たくさんの罪を犯していたのもすっかりと父と子と聖霊によって赦されたわけだ。

でも、これは宗教的な罪が赦されたに過ぎない。

俺は告解室を出て、そのままの足で警察署へと向かっていた。

このころには心もすっかりと軽くなって、出頭することも気軽にできるようになっていた。

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