阪神タイガースが日本シリーズで敗退したのはなんで?
どうも阪神ファンの優輝と申します。
阪神タイガースが先日の日本シリーズにて、福岡ソフトバンクホークスに4勝1敗で破れ日本一を逃しました。
阪神もベストを尽くしたし良い試合をしてくれたという意見もありますが、
故野村克也さん曰く「負けに不思議の負けはなし」というように選手起用や采配面が原因で負けてしまった所がいくつかあると個人的に考えています。
今回はなぜ阪神が日本シリーズで勝てなかったのか、一つ一つ理由を述べていこうと思います。
このエッセイを読んでそうは思わない、共感できないという方もおられると思いますが、以降はあくまで1個人が思った主観的な分析考察ですのでご了承いただけると幸いです。
■目次
・第2戦で病み上がりの投手を先発させた。
・一戦目勝利投手インタビューのビッグマウス
・好調の大竹投手を降板させた。
・阪神代打陣の破壊力不足、総合的打撃力の差
・他チームと違い怪我で主力が抜けず独走できた。
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・第2戦で病み上がりの投手を先発させた。
第2戦目でシーズン後半戦まったく登板しなかったデュプランティエ投手
をポストシーズンのこの大事な試合で起用した事が後の連敗に繋がったと考えています。
何故ほかの才木投手らでなくデュプランティエ投手を起用したのか
藤川監督に聞いてみないとその意図はわかりませんが、
病み上がりで実戦から遠ざかった投手を負けられない日本シリーズで起用したのは、
周囲からすると手堅い起用ではなく
どうしても奇策に映ってしまいます。
奇策は成功すれば称賛され、はずれれば批判の的となりギャンブル性が高い。
奇をてらわず定石通り手堅い起用であれば、
失敗しても応援している側にしてみればやむを得ないと納得できます。
結果よりも納得感、あの投手で負けたら仕方ないと。
あくまで想像ですが、2戦目はデュプランティエ投手で
勝てば儲けものという色気が出た、負けてもアウェイだし問題なし、
甲子園で3連勝すればいいという、言い方は悪いですが一戦目勝ったことで十分戦っていけると奢り高ぶってしまったのではないでしょうか。
デュプランティエ投手の明らかなストライクボールが主審にボール判定され
攻守チェンジとならず直後打たれ失点し、
ソフトバンクに有利な判定だったから負けたという意見も聞きましたが、
やはりそれ以前の病み上がり起用が不味かったと思います。
結果、ソフトバンクの強力打線が火を噴き、
最後の試合まで阪神の投手陣を苦しめ
ました。阪神はいわゆる舐めプ(舐めたプレイ)をしてしまったのでは。
阪神とは対照的にソフトバンクの小久保監督は優勝するその瞬間まで油断せず気を張り手綱を緩めなかったように映りました。
去年の日本シリーズで対戦相手の横浜DeNAベイスターズを小馬鹿にする
発言をしてしまったことで横浜に火をつけてしまい、優勢から一転、逆転負けしてしまったことの反省教訓があったからでしょうか。
・一戦目勝利投手インタビューのビッグマウス
一戦目勝利投手となった村上選手は勝利インタビューで「残り全部勝って優勝する」
と力強く言い切りました。過去の日本シリーズでは勝利インタビューで
対戦相手が同リーグの他のチームよりも弱い発言をした結果、
対戦相手に火をつけてしまい逆転優勝されてしまった事がありますし、
前述のソフトバンクを倒した横浜もそうですね。
村上選手もソフトバンクを馬鹿にしたわけではないし、
アウェイ球場で強気なビッグマウス発言をすることで過去の事例ほどではないですが、ソフトバンクの闘志に火をつけてしまった部分もあるのでは。「一戦一戦ベストを尽くし優勝できるように頑張ります」的な謙虚な発言の方が良かったと思います。
・好調の大竹投手を降板させた。
最終戦、先発した阪神の大竹投手はほぼ完璧にソフトバンク打線を
封じ込めていました。球数も少なかったし、行ける所まで行った方がよかったように思います。
良くない時に投手交代は納得できますが、
上手く行ってる時に監督が動いて采配すると失敗し敗戦するケースがよくあります。
ペナント前半でも藤川監督にその傾向が見られました。
先発よりかはセットアッパー、抑えを歴任してきた人だからか、
先発が良くてもスパッと中継ぎを投入し成功する時も失敗する時もありました。
その失敗からか反省も踏まえペナント終盤は先発で行ける所まで
引っ張る采配も見られましたが、この大舞台でその失敗を犯してしまった。
結果論と言われればそれまでですが、大竹投手が抑える所まで抑えていれば石井投手も失点することなく勝利しまだシリーズが続いていたかもしれません。
ここでも何故大竹投手を変えた?という
応援してる側からしては納得できない所ですね。
もう負けられず後がないのはわかりますが村上投手を中継ぎに回した采配は
去年のクライマックスシリーズで岡田前監督が村上投手を中継ぎ起用して失敗した場面と重なりました。普段やり慣れないことをさせるのはデュプランティエ投手の起用と同様奇策の部類に入ると思います。成功すれば称賛、失敗で納得感なく批判されますね。
・阪神代打陣の破壊力不足、総合的打撃力の差
阪神は去年あまりにも打てなくて前岡田監督が相当苦労して
采配しておられましたね。打撃不振の野手を守備重視のために外せない、
代打を送れないなど疑問の残る采配もありましが、
最後優勝は逃したけど2位は立派。
それから今年打撃コーチに小谷野さんや、指導に定評のある
和田打撃巡回コーチが就任して去年より改善は見られましたが、
今回の日本シリーズにおいては打棒においてはソフトバンクが圧倒している印象でした。阪神は5番以降は打撃不振に陥ったのが痛かったし、
代打もソフトバンクに見劣りしてましたね。
「代打近藤w」なんとかしてくれそうな期待感に溢れている。
かたや阪神は代打ヘルナンデス選手。
正直いい所で活躍してる印象がほぼほぼなく代打で出てきたら、ダメだと思ってしまいました。
個人的にはチャンスが来たら早い段階で木浪選手を起用して欲しかった。
過去には満塁時の打率も良かったし、ヘルナンデス選手よりかは期待できるし、
木浪選手でダメなら仕方ないとここでも納得できます。
ヘルナンデス選手だと申し訳ないけど凡退が多かったから納得できません。
早めに木浪選手が打って得点できたら阪神は自慢の投手陣が揃ってますし先制すると逃げ切って勝つ確率が上がったと思います。
去年の岡田監督の時も代打原口選手を緊急時の捕手がいなくなるからという理由で、
出し渋って敗戦した試合がたくさんありました。
代打で原口選手を出したかと思えばすでに後半リードされ勝負が決していて遅すぎた。
投手陣の防御率が低いチームなら代打の切り札をとっておく作戦もわかりますが、
阪神は先制や勝ち越すと、自慢の投手陣が抑えて勝つ勝率が高いチームなので
早い段階で勝負に出た方がいいんですね。
藤川監督は元岡田監督の良い部分は継承すると仰られてましたが、
この代打器用に関しては好ましくない所を引き継いでしまっているように見えますね。
他には野球脳の高い熊谷選手をもっと先発起用して欲しかったですね。
下位打線が低迷する中、彼なら自分のすべき役割を考えてプレイしてるので
何とかしてチャンスを作ってくれたのではないでしょうか。
前川選手も器用されましたが期待に応えられませんでしたね。
余談ですが阪神は高卒野手は大成する事が少ない。
前川選手も2023年活躍しましたが、去年今年と続かない。
レギュラー張ってる選手も皆大卒か社会人ばかりですし、残酷ですが阪神は高卒野手を育てるのが苦手なんでしょうね。
某阪神高卒野手OBの方が「コーチの言う通りすると一軍に上がれなかったが、
ある時を境に言うことを聞かず我流でやると一軍に上がれた」
と発言していた程なので。
先日でもドラフトで大卒の立石選手を獲得してましたね。
乱暴な言い方ですが、高卒で阪神に指名されたら自力でのし上がる
自信がないのであれば入団拒否して大学なり社会人に進んだ方がいいと思います。あるいは阪神が高卒野手を立派に育てる前例実績をいくつも作れたのであれば安心して入団して良いでしょうね。
阪神に失礼な言い方になってしまいましたが、
入団する高校生も人生がかかってますからね。
失敗する確率が高い進路は避けるに越したことはありません。
フォローになりますが、阪神は高卒野手育成ベタという短所だけでなく
投手は高卒でも立派に成長する選手が多いという長所もあります。
投手育成ノウハウ伝統があるのでしょう。
後はDHの有無について。
パ・リーグ投手はDHがあるから代打を送られるセ・リーグ投手と比べて
長いイニングを投げる傾向があるから行けるなら
最後まで投げてやろうという投手が多いし、
速い球を投げるからそれに対抗するように強くバットを振れる選手も多い。
故に中継ぎ抑えもパワーピッチャーが多いですね。
阪神の救援陣も素晴らしいがソフトバンク投手陣も遜色なく素晴らしかった。
阪神下位打線が極端に不振だったのを抜きにしても打ち崩すのは難しかったように思います。
逆にソフトバンクはあの無失点継続していたあの石井投手から柳田選手が打った変態的ホームランはすごいという他ないですね。
・他チームと違い怪我で主力が抜けず独走できた。
ペナントレースでは阪神が独走してリーグ優勝しました。
最速優勝ですし強いことに間違いないですが、他チームが怪我で主力が抜けた事も独走できた要因では。
巨人は岡本選手、ヤクルトは村上選手の怪我離脱など。
阪神は石井投手が途中離脱がありましたが、
他の主力は目立った怪我もなくフルメンバーで最後まで戦えた
アドバンテージは大きかった。
ゆえに結果ほどにはチームが強くなかった可能性があります。
タラレバの話、阪神がもしパ・リーグで戦っていたら優勝はできたかもしれないが独走はしなかったかもしれません。
最後に
阪神が敗戦した要因として、ビッグマウス、第二戦目の投手起用、好調投手の降板、代打含む打撃陣の差、主力の怪我ない独走優勝は仮初の強さと、
述べてきました。
これまで阪神は短期決戦に弱いと言われていました。
2023年日本シリーズではそんなジンクスも感じる事のない優勝だったので
忘れていたけれど、今回の日本シリーズで相手が再三の守備のミスで
チャンスをくれてるのにことごとく打てないという、
まさに虎が猫になってしまう短期決戦に弱い現象を思い出してしまいました。
投手が奮闘し抑え続けるが打者が得点できず投手が根負けして
打たれ敗戦する弱いタイガースのイメージ。
それがこの大一番に出てしまった不運。
1戦目は今年の阪神らしい最小限の得点を奪い投手陣で
逃げ切る戦いができていましたが、
2戦目の投手起用が失敗し大差の敗戦で闘争心が削がれ
選手達が日和ってしまったのではないでしょうか。
阪神の1ファンとしては日本一になれなかったのは残念ではありますが、
前向きに捉えると負けて良い部分もあったと思います。
日本一になったら燃え尽きてしまいがちで翌年連覇するのは至難の業ですし、
リーグ優勝はしたが、日本一を逃した事で悔しさ残りますし、
来年こそはと選手の皆さんもモチベーションを保ったまま頑張ってくれると思います。まさに去年苦渋を飲み今年栄光を掴んだソフトバンクのように。
藤川監督も1年目でリーグ優勝は立派ですし、
聡明な方だから今回の短期決戦での経験をいかして来年は日本一奪取、
やってくれると信じています。
頑張れタイガース!!
ここまでお読みいただきありがとうございました(^o^)




