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世界は一度終わっている  作者: 小松ちゃん
第三章世界大戦 3節宇宙船
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第40話 ゾフィル達と派閥


セパレンの三人と地下組織の二人が対立し地下組織のザムゴシドとレイスの勝利で終わりセパレンアジトで箱を見つける。

箱を探しに鬼の組織ボキバを探しに行く。

ザムゴシドとレイスが鬼の組織ボキバを後にして地下へ戻った。ボケノメレルとアルブトとゾフィル達が戦った翌日。


地下から帰って来たビユワとカルトは船内で眠るゾフィル達を見つけて驚き、彼らを起こす。


アルブトとゾフィル達は起きて地下にいた二人がいたことと、ボケノメレルと戦って敗れて倒れていたはずなのに船内にいたことに驚く。

地下に行った二人にどうして地下に行ったのか聞くと地下で穴掘るように命令されたと答えた。しかし、今回の船に残っていたことは二人は知らなかった。

そのため、彼らはずっと船で居残りになっているハネロトに聞きに行くがハネロトを食べたいと言ったためアルブトだけ残して部屋を出る。

ネネだけがハネロトの言葉を理解できた。


船にいるのは三人に運ばれたからで、一人はキーパンとボケノメレルの特徴と同じでもう一人は知らない人物だったが鬼のような姿だとわかった。


そのためボケノメレルにどうして船にいるのか教えてもらいに行く。

ボケノメレルはキャンプをしており、その隣には青鬼がいた。

キャンプを二人で楽しんでいるボケノメレルにゾフィルとアルブト達はあの日のことを教えてもらう。


「キーパンに君達がカントレス星を出る力があるのか調べるために手伝ってくれと頼まれた。」

ボケノメレルの言葉にゾフィルは倒れそうになるほど驚き震える。

「それは真実なの、星を出られるの。」

疑問に思って質問するモモ。

目を輝かせるネネ。

カルトとモモとコヨロトは気にもしなかった。

またベルゼトは喜びのあまりジャンプする、メロドはベルゼトにハイタッチを求められてハイタッチする。

出られるのかわからないと思うゾフィルとアルブトとアワト。


「それはわからない、キーパンに聞いてくれ。」


ボケノメレルの希望を打ち砕く言葉にうちのめされるベルゼト。

そんなベルゼトを慰めるメロド。

「ベルゼト大丈夫。」

アルブトとネネはため息を吐いた。続いてアワトもため息をつく。

モモとゾフィルとコヨロトとビユワとカルトは気にも止めなかった。


「キーパンはどこにいる、ボケノメレル。」

答えが気になるアルブトがボケノメレルに質問する。

「キーパンならセパレンのアジトにいるはず。」

ボケノメレルの隣にいる青鬼が言った。

青鬼は彼らを知りたいから一緒にセパレンのアジトに行こうかなと思った。

「ありがとうございます、それでセパレンのアジトってどこにありますか。」

「一緒に行こう。」

青鬼は一緒に行き、ボケノメレルはキーパンに言われただけでここでキャンプしていたいから残る。


・・・


セパレンのアジトへやって来たアルブトとゾフィル達と青鬼。

セパレンのアジトに来た青鬼をセパレン組織の三人である

が扉を開けて一軒家の中に案内する。

「なにしに来た青鬼。」

「キーパンに会いに来た。」

「ついて来て。」

言われた通りセパレン組織の三人について行き一室が開かれる。そこに三人が倒れいる。その中にはキーパンがいた。


「キーパン。」

「ウソ。」

「ルプラン、どうしたんだ。」

キーパンとルプランと小人が倒れてる、ここでなにがあったんだ。と青鬼は思った。

青鬼は三人しかいないことに疑問に思ったことと自分のアジトは大丈夫なのか確認したいと思う。


「この人達を治せないの。」

ベルゼトがそんなことを言う。

「無理だ、それはできないベルゼト。」

「ええ、ベルゼトそれだけはできない。」

ベルゼトは落ち込む。

「俺は他の場所を見に行く君達はここに残ってくれてもいい。」

青鬼はそう言って自分の組織ボキバのアジトへ一室にある円柱のエレベーターの様な所から向かう。

円柱のエレベーターからボキバのアジトには畳や襖があり日本風な建築の場所にやって来た青鬼。

青鬼は自分のアジトの中を見ると鬼達が倒れている。

倒れ込む青鬼はうわーと泣き叫んだ。

青鬼は倒れている二十人はいる鬼達をさするが誰も動かなかった。

ぐちゃぐちゃな顔の青鬼の元へ一人の鬼がやって来る。


・・・


セパレンアジト内にいるアルブトやゾフィル達はセレクアの三人になにがあったのか聞く。

「ここでなにが起きたのよ。」

悲しみで目が赤くなっているセパレンの一人がゾフィルの質問に答えてくれた。

「私のアジトで三人がやられた。誰にやられたのか今もわからない。」

「次に狙われるのは俺たちか。」

「そうかもしれないけどさっきの青鬼がいった鬼達のアジトがどうなったかによる。それより君達、さっきの青鬼がどこにいたか知ってる。」

「ボケノメレルのアジトにいたよ。」

「そう、青鬼が気になるから鬼のアジトへ行きます。」

そう言われてセパレンのアジトにある一室へ行くと円柱のエレベーターがある。ゾフィル達はこれはなにか疑問に思うがセパレンの一人のマラトュラがエレベーターに乗ってどこかへ行ってしまったため次に誰が行くか悩む。


「誰から行く。」

「私が行く。絶対行く。」

不安で押し込まれそうなベルゼト、カルトとビユワはこの不思議な機械に興味深々で今すぐ入りたそうにしている。

「誰も行かないなら俺から行こうか。」

「カッカずるい、私が行く。」

「ビユワが最初に行っていいよ。」

ビユワはそう言ってエレベーターに乗って消えて行く。

「ビユワの次にカルトが行くのはいいけどよ、それより二人の後に誰が行くか決めましょう。」

ゾフィルが次に誰が行くべきか聞く。

「先に行く。」

「カルト、ちょっと待ってよ。」

カルトが言った時、ゾフィルが止める。

ビユワと仲がいいカルトは先に行った方がいいから先に行ってほしいと言うゾフィル。

「次どうするよ。」

ゾフィルはカルトとビユワと同じで先に使っているため大丈夫だろうと思った、次誰にすべきか残っている家族を見る。

アルブトとアワトとモモとネネは不安そうで、ベルゼトとメロドは青ざめており、コヨロトは静観する。

ベルゼトは立ち直れそうになく、メロドは慰めているから二人はやめておこうとゾフィルは思った。

カルトは家族を見てゾフィルが止めた意味を察した。

「帰ってこようかゾフィル。」

「お願いカルト。」

「わかった、戻って来るから。」

そしてカルトはエレベーターに乗り消えて行く。

エレベーターが戻って来た。

「楽しい、もう一回乗れる。」

ウキウキで楽しそうなビユワが帰って来た。

「ビユワ、向こうってどうなってる。」

「ちょっとショッキング部分はあるけど殺伐じゃないから大丈夫。そこの二人は残した方がいい。ベルゼトは辛い。」

ベルゼトは今だに立ち直れそうになく、それを慰めるメロドは一緒にいた方がよさそうである。

「ありがとう、ビユワ。それでみんなどうする。」

ビユワがもう行こうとするのを制止するゾフィル。

「ビユワ、申し訳ないけどまだ聞きたいことがあるから残っててほしいのよ。もう一回向こう行くけどから行ったらダメよ。」

「仕方ないからわかった、モモに頼むのもいいじゃんゾフィル。」

「時間をそんなに浪費したくないし、この機械がどれだけ使えるかもわからないのよ。」

最後の言葉が気になって残ることを決めたわよビユワとゾフィルは理解した。

「わかった、気になるから残る。」

「ごめんなさい、ビユワありがとう。次に誰が行く。」

悩んでいるアワトやアルブトやモモやネネを見て言うゾフィル。


「俺が行く。」

アワトが手を上げる。

「じゃあよろしく、アワト。」

アワトがエレベーターに乗り消えて行く。

アルブト他のモモとネネも今だに不安そうだった。

「ビユワ、向こう側で戦ってたりしない。」

モモはショッキングなことが不安でビユワに確認する。

「大丈夫なの。」

「わかった、次に行く。」

次にビユワがエレベーターに乗り消えて行く。

アルブトは最後になりたくないからとネネより先に行き、次にネネが行き、その次にゾフィルが行くことにしたがベルゼトが心配だったがメロドがいれば大丈夫だろうとは思う。

「ベルゼトをよろしくメロド。」

エレベーターに乗り一瞬で鬼のアジトの畳や襖がある日本風の家にやって来るゾフィル。

その次にビユワがやって来る。

「変わった場所って思う、ゾフィル。」

「ええ、不思議な造形よ。ベルゼト大丈夫かわからないのよ。」

「メロドがいるから大丈夫。」

「一回忘れるわよ。ここどうなってるのよ。」

エレベーターの部屋を出た奥の部屋には鬼達が倒れており、一緒に来た青鬼はベルゼトと同じ様に立ち尽くしている。その隣にはボケノメレルがいる。


「これどうなってるのよ。」

「ここで争いがあったかも知れない、青鬼の雄叫びが聞こえてやって来たためわからない。」

「そうか。」


デンリューがやって来てもう一人のユリースは幽霊が見えて一緒にいる幽霊のンパセンカは残ることにした。


「もう一人はどうした。」

「もう一人ってなに言ってるのよ。もう二人よ。」

アルブト以外のゾフィル達はアルブトの一言に疑問に思った彼らは幽霊のンパセンカが見えている。

「二人は向こうで二人を見ている。」

「怖いけど大丈夫よね。」

ゾフィルは心配でデンリューの胸ぐらを掴む。それをアルブトがやめろと言う、デンリューの頭には7と書かれていた。

「信頼してほしい。」

「ならいいのよ。」

「聞きたいことがある、ベルゼトが言っていた治すことは本当にできないのか。」

アルブトは奇跡が使えるのではないかと思い確認する。

「可能性はあるが今ここには存在しない。」

「それならよ、ベルゼトをここに連れて来るわよ。どうすればいいのよ。」

「私が連れて来るから待っていてほしいの。連れてくるって言ってももう一人が連れて来るから頼んでくるから待っててほしい。」

「わかった。」


マラトュラは円柱のエレベーターを使って自分のアジトへ戻る。


帰って来たマラトュラは三種の石を使って全員を鬼のアジトへ連れて行こうとしたが誤って誤って落とした石を拾ったベルゼトがキーパンを復活させた。

その奇跡を見たマラトュラはベルゼトとメロドを飛行機で連れて来た。カルトとビユワは飛行機を見て目を輝かせる。


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