表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界は一度終わっている  作者: 小松ちゃん
第三章世界大戦 3節宇宙船
230/241

第37話 カントレス星内の派閥


避難所であるカントレス星には星の宝を集めなければ外に出られないという制限があるため星の宝を探さないといけない。

ゾフィル達にルプランのアルブトが教えた。

ゾフィル達は地下に探しに行くとフロックスのボスザムゴシドの力により二人が操られてしまったがある者により一人は助けられる。その者にアルブトとゾフィルは出会った。


一方、ルプランのアルブトはゾフィル達が地下に向かった時、自分のアジトへと向かう。

そこは会議室のある一軒、その一室に向かう。

「デンビュー、最近来た彼らが外に出ようとしていたが彼らを救うにはセパレン派閥の我々の力で守らねばなるまい。」

デンビューはミームフォリム回復術という奇跡を使えて顔がアルブトに似ている。デンビューはルプランに力を借すか考える。

「最近来た彼らをセパレン派閥の力を借りてまで守りたいということかルプラン。」

「そう、守るために力を貸してほしい。」

ルプランの目を見て了承するデンビューは会議室にて会議を開く、そこにはセパレンの者達が集まっている。

会議の発起人であるルプランのアルブト、ルプランのアルブトに話を求められて受け入れたセパレン派閥のトップに君臨する回復術を使うデンビューで顔はアルブトに似ている。小人のアルブトと足がタコで顔がアルブトのマラトュラ・ストュラ、パキパキとだけしゃべる妖精キーパンで顔がアルブトと幽霊ンパセンカと一緒にいるアルブト顔で幽霊が見える女性ユリースの六人が会議室に集まっている。

発起人であるルプランが会議の理由を話す。

「先日、宇宙船で来たアルブトが星を脱出しようとした。彼らを守るため、星の宝の力を使ってこの星に留めらせる絶対に。」

会議室に集まったルプラン以外の他のセパレンはまたかと呆れている。


ルプランのアルブトの思いも理解してほしい。

彼はカントレス星を星の宝を得ることができてアケオメデス星に帰り、一人の少女が星の全員を狩ろうとする問題を解決して祝勝会を開く。数日後、ルプランは破壊の化身だと知って迷惑をかけないためアケオメデス星を去ることにする。

アケオメデス星を出た時星が消えてしまう瞬間を見た。

そしてカントレス星に戻りアケオメデス星を復活しようとしたが不可能だった。カントレス星に残りルプランは誰も外に出て辛い思いをしてほしくない思った。


星が消える同じような光景をデンビューも見たからルプランに賛同している。

同じ思いのルプランに賛成して行動することにしたデンビューは結果としてセパレン派閥になりボスにまで成り上がった。

デンビューの目的はルプランと同じく誰にも辛い思いをしてほしくないそれはセパレン派閥の者も含めてだ。


「セパレン派閥の目的はカントレス星から誰も星の外に出さないことだ。ルプランお前とユリースと小人が情報収集を行い、キーパンとマトュラとデンビューが保護して誰も外に出すことはしない。外に出したらこの薬を飲んでもらう。」

小瓶を取り出しそう言うデンビュー。

オー!と掛け声を上げるセパレンの会議室にいるデンビュー以外の五人。

誰も賛成しないかも知れないと諦めがあったが賛成してくれてうれしくもあり、そこまで覚悟がいるかわからなかった。

頷きながら席を立つデンビューにキーパンが話しかける。

「パキパッキパキ。」

本当に脱出させないのと聞くキーパン。

言葉が出なくなり冷や汗をかいて、キーパンがそんなことを聞くことに疑問を隠せないデンビュー。

「セパレン派閥はルプランの思いが目的の派閥だ。目的が違うならこの派閥にいない。」

デンビューは真面目で良い人な部分と気づかず強制している怖い人とキーパンは分析する。

「パキパキパキパッキ。」

ごめんデンビュー、と謝るキーパン。

キーパンはデンビューの行動や考えを見ることができてうれしかった。


「私は最近来た彼らのために行動する、この人のためにも。」

幽霊ンパセンカを指指すユリース。

「バラバラに行動したら目的を達成できなくなったちゃうわンパセンカ。」

「目的もなく怖いからってこの派閥にいるマトュラに言われてもなんとも思わない。」

「ンパセンカと一緒にいていたいからってこの派閥で行動するあなたにどんなこと言われてもなんともないわ。それにあんたはその幽霊がいないと動くこともできない腰抜けだわ。」

ユリースに皮肉を言うマトュラ。

「うるさい。」

なにかを取り出そうとするユリースの手をキーパンが腕を掴む。

「パキパキパパッキ、パパキキパキパ。」

怒ったらダメダメ、ルプランはどう思う。注意してから話を変えるためにルプランに報告してほしいと思うか聞くキーパン。


「教えてくれなくても結構、あまり遠くには行ってほしくはない。」

「そうなのわかった、ルプラン派手に行動しないでよ。」

マトュラは説教するようにルプランに言い、彼女は危険がある外には誰も行ってほしくはないと思っているセパレン派閥に賛成できなかった。この星にいない家族が待っている人達を立ち止まらせるセパレン派閥に反対だった。

しかし、彼らはその家族が消えてしまったことを知りセパレン派閥に加わって手を貸すことにするマトュラ。


小人は誰にも相手にされず自分の小ささを呪っている。自分を見なかった世界が滅んでほしいと今も思っており滅ぼすにはこの派閥が一番行動しやすいと思う。


小人は行動していた、誰にも気づかないように。


「パキ、パパッパキ。」

「そうだわ、キーパンの言う通り小人は一言も話してないわ。どうかしたわけ。」

「この星、カントレス星はアケオメデス星が危険な場所だから外には出さないようにしてる。しかし、星の宝を見つければ出られる制限がある。その理由を考えたことはあるかセパレン派閥のみんな。」

キーパンはあっと思ったことがあった。

いきなりその話をする意味が分からないわ小人、その話をする真意が知りたいわ。

「あるわ、この星は成長してほしくて試練を与えてるのだわ。だってここに来るのはなにか辛い過去がある人達だからそう思うわ。」

「そんなの全員知ってることだ。わざわざ聞くなんてどうした小人。」

「確認のため。」

まぶたを高速で上下する小人を見て動揺しているのを感じるキーパンとマトュラの二人。まさかと思うルプランとデンビューの二人。

ユリースは新たに探さないといけないことがあると理解する。


「どうするか考えないといけないわ。」

「パキキパキ。」

出て行くことにする、とキーパンは決断する。それを聞いてユリースも行くことにする。

「私もキーパンと同じく出て行きます。」

「どこに行くわけ。」

マトュラそれを聞かないでほしかったと思った。

キーパンはマトュラには内包する考えがあると感じる、それは幽霊と一緒にいる彼女も思ったがそれがなにかわからない。


「決まっています、話題に上がってる最近来た彼らに会いに行きます。」

安心する者と驚く者と納得する者がいる。

「パキパキ。」

「二人一緒に会いに行くのはダメだわ。」

「そうそう、怪しまれてしまう。」

キーパンは小人になんで、とパキパキと言って聞きに行く。

「一人としか話したことがなかったのにいきなり二人と話すなんておかしくなる……だろう。」

今まで一人としか話してなかった方がおかしいから小人。

二人一緒にいる方が普通だろう。

部屋を出て行くキーパンとユリースの二人。

二人は歩いて隣の部屋で話すことにする。

「パッキパキパキ・・・。」

キーパンはユリースに聞く。

他の派閥にも新たに来た彼らが外に出ようとしていると教えに行こうと思ってる、どう思うユリース。

キーパンは小人の目的も気になるがそれよりも他の派閥が最近来た彼らをどう思うか気になって仕方なかった。

「そんな勝手なことは許さない。小人の真実を暴くのが先。」

そう思うならユリースだけで調べれば良い。最初にボケノメレルを調べて次にフロックスを調べて最後にボキバを調べれば小人の考えを確認できるとキーパンは考えて伝える。

「パキパキパパッキ。」

「参考までにするキーパン。」

ユリースは自分で決めるの、悲しいな。言った通りに行った方が小人の考えが調べやすいくない。

「パキパキ。」

「キーパン邪魔はしないで。」

「パキパキ。」

わかったと答えるキーパン。

キーパンは近くにある床にある蓋を開けて中に入っていき、ユリースは扉から外に出て小人がなにをしようとしているのか探ることにする。

他の派閥の彼らはどう思ってるか調べたいと地下を進み、反対側の蓋を開けて外に出て近くにある扉を押して開ける。

扉の奥は廊下だったが窓から外が見えるそこは地下洞窟、ここはザムゴシドのいるボキバ派閥のアジトだ。


ボキバ派閥のアジトでザムゴシドとレインに出会うキーパン。

キーパンは二人に脱出しようとする最近来た彼らのことを伝える。

「パッパキパキパキ。」

「パキパパキキ。」

キーパンはパキパキでザムゴシドが答えられて驚き、楽しみだと言うザムゴシと隣にいるレインも楽しみで笑みを浮かべるのを見て笑って聞きたいことでもある星の宝はあるのと聞く。

「パキパキパ。」

「パキ、パッパキキパ。」

あるに決まってる。とパキパキとだけで答えるザムゴシド。

それを聞きキーパンはあることを思い出す。

これだけ言いに来たからもう戻ると言いつつもボキバ派閥のアジトを探すことにする。ボキバ派閥のアジトでは大量の赤石と青石と黄色の三種の石が見つかった。

探し物が見つかり、キーパンはボキバ派閥のアジトの一室にある筒状の中に入ると、それはエレベーターの様に進んでいきボキバ派閥のアジトではない場所にやってくる。

筒状のそれがやって来たのは襖や畳があるアジト、襖を開けると起動音を聞いた青鬼に出会う。

青鬼にキーパンは目的を話すとすんなり受け入れてくれた。

その対価としてボキバ派閥のアジトで拝借した三種の石を渡す。

そして最後の一つのボケノメレル派閥には玄関を出て直接向かう穴から出て来るウサギ耳の少女ビユワを見つける。

「パキパキ。」


うるさいザムゴシドの声が聞こえてくるけど下を見て地上に出た場所とは違う場所から穴を掘るため地上を歩くビユワ。そこで妖精のキーパンに出会う。

「パキパキ。」

青石をビユワに盗まれたとは知らず、ザムゴシドの掘る様に命令する声に苦しむビユワを解放したのにまた掘りに行くと言う。それを見てザムゴシドに命令されるままでよかったのではとキーパンは思いながら歩いているとゾフィル達に出会い外に出たいかパキパキと言って聞く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ