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世界は一度終わっている  作者: 小松ちゃん
第二章世界樹 9節暗き世界
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第138話 ペオニア砂漠と三つの石


「ゲホゲホ、お前達を食べれば10日ぶりの食事だ。」

「食べるですか。」

美味しくないです、食べないでです。

肩に手を置かれたです。

「もう食べましょう、ファゼリア様。」

食べられそうで怖いです。

「いや、まだだベゲニ。全員起きてから食べようじゃないか。」

「そうねベゲニ、まだ待ちましょう。」

怖いです。舌舐めずりしたです。

「チッ、わかった後で食してやる。こいつは俺が食す。」

怖いです。食べられそうです。助けてですウノーラ、アン。


「食べないでです。」


ウノーラを縛っていたツルが全て切れたです。


ウノーラ助けてです!


ウノーラが助けてくれたです。縛ってたツル切ってくれたです。

アンのも切ってくれたです。

これで逃げられるです。


「逃げるのーー。」

アンは飽きなかったです

「おい、待つんだ。ゲホゲホ。」

「嫌です、逃げるです。」


ウノーラが隙をついて連れ出してくれたです。

逃げられたです。でもです問題があるです。上にどうやって上るです。


「サキ、どうにかできないのーー。」

連れてこられた植物に触れるです。

どうしようです。

早く上に上がらないと食べられるです。

でもです、動かないです。なんでです、植物を動かせる能力があったはずです。


「貴様らやっと追いついた。」

ファゼリアって呼ばれてた人が追いついたです。

「どうしようですウノーラ。」

「アン起きないのーー。でも大丈夫なのーー。」

アンをウノーラが担いでるです。

来たです、食べられたくないです。


顔に向かって掴まれそうです、手をきてるです。

「食べられるです。助けてです。」

連れてきたツルが迫ってきたです。


ウノーラ達も食べて上に来たです。

それで逃げきれたです。


「逃げたです。」

やったです。

「そうなのーー。砂漠行くのーー。」

砂漠嫌です。


「砂漠行きたくないです。」

「食べられるかもなのーー、それでもいいのーー。」

「それは嫌です。」


ついていくです。食べられたくないです。


あの人食い達から逃げてペオニア砂漠にやって来たです。

道中に町があったです。

そこでの食事はあんまり

この砂漠のこと聞いたらです。

灼熱地獄です。

今の時期は雨が降らないからまだ大丈夫だとその町の人たちは言ってたけどです。

雨季じゃなくて良かったです。スコール怖いです、砂漠嫌です大変です。


「もう進みたくないです。町に戻りたいです。宿で言ったりしたいです。」

「なに言ってるのサキ。いいじゃない灼熱地獄って町の人たちが言ってたじゃない、でもマグマに比べたら全然熱くないわ。」

そうですけどです。マグマは暑いなんてレベルじゃないです。マグマも灼熱地獄ですけど一瞬で死ぬです。そこにいるだけで死ぬです。


「アン、それは比べるものじゃないのーー。」

「でもそうしゃない。」

「そういう問題じゃないです。そんなところにいたくないです、行きたくないです。」

これ以上進みたくないです。ここ日陰で涼しいです。


「サキ、帰りたくないの。」

帰るです、アサナに会うです。

この先砂漠です、地獄です。


帰りたいです。でもです、この先地獄です。

この先を進まないと帰れないかもです。

でもです、進んでも暑すぎて帰れないかもです。

ならです、行かないです。

「嫌です。行きたくないです。」

「いいじゃないのーー。サキは行かないでもいいじゃないのーーアン。」

「そうなの、なら私も行きません。サキは行かなくてもいいなら私も行きません。ウノーラさんあとお願いします。」

アンもあんなに言ってたのに本当は行きたくなかったのですか。


ウノーラが可愛そうになってきたです。

「ウノーラ、二つ目の鍵ってペオニア砂漠のどこにあるか検討ついてるですか。」

「わからないのーー。」

ウノーラふざけるなです。

サキの怒りのレベルが16に上がった。


「心配したこと後悔したです、ウノーラ。一人で砂漠行くです。」

「ウノーラ嘘でしょ。本気で言ってないよね。」

「それがなのーー本気なのーー。」

サキの怒りのレベルガ8に上がった。

「ウノーラ、サキがせっかく話してくれたのにかわいそうよ。」


ウノーラは一人で砂漠に探しに向かって行ったです。

日陰でその間いたです。

30分経ちウノーラが帰って来たです。

「あると思ってた場所に鍵なかったのーー。」

「なにそれ、意味わかんない。」

やっぱりこうなったです。

サキの怒りのレベルは20に上がった。


「もうここにはないのーー。」

「それって砂漠の地獄に行かなくていいですか。」

よかったです。

「そうなのーーもう砂漠は終わりなのーー。」

「やったです。」

「サキよかった。」

ハイタッチをアンとしたです。

やったです。


砂漠に行かなくてよくなったです。


~~~~~~~~~~


砂漠を進むウノーラ。


やって来たのーームメプナ都市ーー。探すのーー。


ここに赤目の魚がいるはずなのーー。

この湖にいるから釣れるはずなのーー。


おかしいのーー釣り具がないし売ってもいないのーー。


でもまだ諦めないのーー、赤目の魚売ってるはずなのーー。


売ってもいなかったのーー。


どうしてなのーーおかしいのーー。


仕方ないのーー戻るのーー。


~~~~~~~~~~


「ミノマタの館に来たのーー。そこで紙を探すのが目的なのーー。」

「神様なんているですか。ウノーラ。」

「髪なんてあるじゃない。」

あるってなに言ってるですアン。

かみって神様じゃないですか。


「紙って言うのは薄っぺらい書くもののことなのーー。」

わかったです、その紙ならわかるです。


「そっちの紙ね、わかった探すって言いたいけど直線的に行くのはまだダメね。」


「どうして行かないですアン。ただの見張りです。」

二人門の前に見張りがいて建物の周りを歩いて見張りをしているのが一人いるです。

サキの怒りのレベルは38に上がった。


「おかしいのーーいつもはここに見張りなんて前はいなかったのーー。」

そうは言ってもですウノーラ、いるです。


「行ってもいいとは思わないですか。」

「三人とも女性なのも気になるから待ってサキ。行っちゃダメ。」

「わかったです。」

行かないです。

サキの怒りのレベルは下がって36になった。


アサナの似顔絵で木の枝使って描いてるです。


観察はおわったです。


でもです、ウノーラとアンはまだ見張りの三人を観察してるから待ってるです。


出来たですアサナの似顔絵、まったく似てないです。

寂しいから書いたけどです、消すです。


「もう行くです。」

アサナが似てなかったですそれにもう無理です。

「もう十二分に観察終わったので大丈夫よサキ。」

「了解ですアン。」

「行くのーー」

見張りの三人を倒すです。



「ここから先は。」

「立ち入り禁止。」

二人が続けて言ったです。でも知らないです。


「出て行きなさいよ。」

もう一人来たです。


「立ち入り禁止だそうです、ウノーラ。」

「押し通るのーー。」

「押し通るのわかったわウノーラ。」


ドンと押し潰したです。

木の枝を屋敷と同じほど大きくしてです。


「さすがサキなのーー。」

やったです。

「サキあそこまでやらなくてよかったと思うの。やりすぎ。」

「そうかなですアン。」

アン怒ってるです。


「いいじゃないです、邪魔だったです。」

「人よ、人殺したのよ。」

わかってるです、アン。いいじゃないです。


アンが少し怯えてるです。

助けてもらおうと思ったウノーラいないです。


アンもウノーラ探してるです。


「アン、ウノーラ探そうです。」

「そうね、探しましょう。」

ウノーラどこにいるです。


開いてる扉があるです。

その中入ったらウノーラが部屋を漁ってるです。


「ウノーラなに探してるです。」

「対角が赤と青に塗られた紙を探してるのーー。」

「そうですか。」

わからないです、ウノーラ。

でも一緒に探すです。

アンも探すみたいです。


「他の部屋探すのーー。」

「はいです。」

「はーい、わかった。」

違う部屋に行ったです。

ウノーラがあったのーーって声上げたです。

「本当なのです。」

「本当なのーー見つかったのーー。」


それはウノーラが言った通りだったです。

四角の対角の角が赤と青に塗られた紙があったです。

でもです、これなにです。


「これが鍵なのーー。」

これが鍵ですかウノーラ。

わからないです。これが鍵って驚きです。


「これが鍵って本当なのウノーラ。」

「本当なのーー。これに水を垂らすのーー。」

ウノーラが水をその紙に垂らしたです。


紙が固まって黄色のお椀になったです。

「すごいですけどなんでです。黄色のお椀になったです。」

驚きです。

「どうなってるのこれウノーラ。」

「これは形状記憶してるのーー。その形状がお椀なのーー。」

すごいけど驚きです。でもです。

「黄色くなったのはなんでです。」

「これはそういうものなのーー、黄色に光ってお椀になる石なのーー。これは黄色の石で黄石って呼ばれてるのーー。」


「不思議です。」

「なんなの、それ。」

石に見えないです、意味わからないです。

「これ以外に二つ探し物があるのーー、二つとも石なのーー。」

本当に石ですか。ウノーラこれは石じゃないです。

「ごめんなのーー探してるのは石だけど石じゃないのーー。一つは魚で二つ目は紛れもない石なのーー。」

石と魚と紙の三つこれが鍵みたいです。変な鍵です。


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