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世界は一度終わっている  作者: 小松ちゃん
第二章世界樹 7節木獣とマルテトフ
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第95話 マルテトフと会議

ナタレがギドであるマルテトフのナタレを含めた8人で会議をしていた。


「待ってくださいレイン様。サキ達はレイン様達は殺してもいいってことですか。それにエドロは奇襲していいってどういうことですか。エドロだけずるい、奇襲作戦したい。」


「そうね、奇襲戦はいいかもね。でも奇襲戦はあまりしたくないね。サキさん達と相手するためにできる限り目立ちたいのね。そのためにミズキが基本的に行動して欲しいのね。

それとね、サキ達を私達は殺しはしないからね。あの子達を強くするのが目的なのね。つまり私達は捨て駒なのね。分かったね、テンギネトラ。」


立ち上がったのはテンギネトラであった。

テンギネトラは椅子に座った。

「余計なことを言いました、すみません。」

シュンとするテンギネトラ。


「それでね、レイン。エドロはどこを奇襲するのね。」

「どこがいいかね、ナタレさんに聞こうと思っていたなのね。」


「そうだったのね。」

「エドロ、扉にいってくれる、開けてくれる。」

と言って扉の向こうを見るソクキナレ。

誰もいない。

「話を止めて申し訳ありません。」

「いいからね、気にしないでね。ソクキナレ。」

「ナタレさんの言う通りね、気にしなくていいね。気にしてくれてありがとうね。ソクキナレ。」


そんなに気にしないくていいと思うけどね。

でもね、テンギネトラは奇襲しそうだからね。

追い出すのはいいかもね、でもね。アキリン達に迷惑かけるのもね、そのアキリン達も覗きそうなのよね。

テンギネトラをアキリンと遊んでいてもらうのもいいわね。


・・・


ソクキナレのその姿を見て座っているのが怖かったザムゴシトが部屋の隅に行きガタガタと震えていた。


「ザムゴシトはなんであんなに臆病者なの。」

「仕方ない、怖いものは怖いから。テンギネトラ。」

「タヒリキオさんの言う通りです。怖いものは恐ろしく怖いのです。」

「タヒリキオとソクキナレは怖いものはあるの。」

「あるぞ。」「ある。」


「話を止めて悪いけどね、進めていいかしらね。」

レイン、話しとめたけどタヒリキオとソクキナレの二人の怖いもの気になるからね。

とは思ったけどね、進めるなら進んでいいけどね。


「すみませんの。レイン様。」

「悪かったな、レイン様。進めてくれな。」

「話を止めて申し訳ありません。レイン様。」


三人共やめてとは言っちゃったのね、だけどごめんねもう少し話聞きたいとは思うのね。

この後のことに影響するから聞きたいのね。

でも今じゃないと思うのね。


「ナタレさん、エドロがどこを奇襲するか決めたいから奇襲した方がいいのはどこなのね。」


「海に奇襲するのがいいね。サキちゃん達は来ないけど邪魔になるのはたしかね。」

「海に奇襲ね……。海って本当に行かないですのね。ナタレさん。」

「言い方が悪かったね。海の国のね、タスキセレア海国に奇襲するのはどうね。」


海の方面をねやらないとね、木だからね怖いよね。

だからこそマルテトフがやった方がいいよね。でもねとは思うけどね。


「海に奇襲ね……厳しいと思うのね。」


「難しいならそこやりたいです。」

「テンギネトラ、悪いけどね。ダメね。自分の仕事をしてね。」

「わかりました。」

手を挙げて立ち上がったがナタレに言われて座ったテンギネトラ。


テンギネトラがやるのが一番いいとは思うのね。

海方面をね、国々を考えるとねテンギネトラはどこかしら攻める国と毒蛾にかけるのもいいと思うね。

そう思っていたのね。

そしたらね、ソクキナレがやってきたね。テンギネトラを次は脅した方がいいですかナタレさん。

ってね小声で聞いてきたね。


大丈夫ね、ソクキナレそれは邪魔になってるね。


「テンギネトラ、そういう風に気にせず意見してね。いいね。」

「はい、ナタレ様。ありがとうございます。」

「いいのよね、こんなのは当たり前だからね。」


ナタレ様と言うテンギネトラ。


・・・


「ナタレさん、それ以外にはどこかありますかなのね。」


唖然とナタレがしているとレインが話を進めるように言われて我に帰る。


「そうよね。ごめんなさいね。」

「もう一つ島々の連邦のロキシマニア連邦があるけどね、その連邦は島々が連邦軍として海上戦は怖いけどね、島の中なら普通なのよね。」


「それなら連邦国にはテンギネトラに攻めてもらうのがいいね。」


「本当ですか、ナタレさん。やりたいです!」


「うんそうね、ちょっと待っててねテンギネトラ。

この連邦国は海上戦が得意でね。連邦国は残しておいた方がいいと思うのね。そのためにミズキに船を何隻かつくって欲しいのね。」


「それはミズキに聞くべきことね。」


「ミズキちゃん、どうね難しいよね。」

会議室の注目がミズキに集まり静まり返る。


「ギャー!」

突然の叫び声に驚き声のする方を向く地下にいる一向。


ソクキナレがザムゴシトはいない方がいいか。

と言ったため余計に怯えて死にたくないと叫ぶザムゴシト。


「どうしますか、レイン様。」

「ミズキ、閉じ込めるものを作るのねそれも防音のやつのね。」


「わかりましたレイン様。」

「後ねミズキちゃん。隣の部屋にそれ作ってね、ここには作らないでね、もっと聞こえづらくしたいからね。」


「それがいいです、わかりましたナタレさん。」

そういって二人が隣の部屋に移動した。



「ごめんね、ミズキちゃん。手間どらせちゃってね。」

「気持ちはわかりますが叫ばしてほしかったです。」

それを言った後ナタレから目を背けるミズキ。


「気にしないでね、あんなに注目を浴びたら消えてしまいたくなるものね。」

「ありがとうございます。ナタレさん。」

感謝しなくていいね。

「いいね。ソクキナレじゃないけどね、レイン様にレインって呼ぶのどう思うのね。ミズキはね。」

「ナタレさんが言うのは気になりません。」

「そうなのね、よかったね。」


・・・


しばらくして閉じ込める部屋が隣にできてザムゴシトを閉じ込めた。


・・・


「これでよかったよね、レイン。ザムゴシトの部屋に戻さなくてよかったよね。」

「はい、ナタレさん。これでよかったのね。」

そうよね。いいのよね、よくわからないわね。


「それでね、ミズキね。どうなのね。」


「1隻というのはどのくらいの大きさですか。」

「ここの家と同じくらいね。」

「大きいですね、その程の大きさであれば1隻作るのに1ヶ月はかかります。」

「そうなのね、それならやめておくわね。」


・・・


ソクキナレはザムゴシトが叫んだのがあったため、扉の外に出て確認して誰もいなかった。

1分程確認するがナタレに言われて戻ってきたソクキナレ。

まとめるのも大変ね、これが楽しいのだけどね。

でもね、ここまで忠実な子がいると少し面倒くさいね。


「それ以外はどうなのね、ナタレ。」


「ねぇレイン。もう少し二国のことやらないね。」


「ミズキが厳しいって言ってるのね。二国は後にするのね。」


「そうね、まだ他国は何も言ってないね。」

「そうなのね、それ以外はどうなのね。ナタレさん。」


ーーーーー


それ以外はね、このようになるね。

13国はこうすればいいわね。


ーーーーー


「それ以外はね、

10ヵ国はペルマムとカルディオス王国はミズキの攻撃に押し負けると思うのよね。ソリタゴ聖王国はパラレとサカイルの話を聞くと滅びたからね。お願いするわね、ミズキさん。」


「ミズキ本当に大変なのよね、でもよろしくね。」

「はい、ナタレさん。レイン様、がんばります。」


「それでね、リリウム大聖国は厳しいのよね。今の戦力だと厳しいのよね。」

「それは侮辱しているのですか、ナタレさん。」

「どう言うことなのね、ナタレさん。」

「どういうことナタレさん。」


「リリウム大聖国はね、ソクキナレが攻撃すれば殲滅は可能だと思うのよね。でもね、アキリンを主神とするねアキリン教の1国なのね。もう一つの国がソリタゴ聖王国ね。それでねそのアキリン教の信者が世界に多いのよね。だからね、殲滅はしたくないしね難しいのよね。」


「なるほどね、宗教国家で厳しいということなのね。」

「そうね。」


「それなら、信者が全てを殺せばいい。」

「だからねソクキナレ。そんなことしたらね、全員死ぬからね。」

「そして出来る限りの人殺しはしたくないのね。私達が全滅したとしても分かって欲しいのね。ソクキナレ。これはみんなに言えることだからよろしくね。」


会議室にいる全員が立ち上がりはい、と右胸に手を当てて敬礼する。


「ごめんなさいね、敬礼させてねナタレさん。他の国々についても教えてね。」

全然いいね、気にしてないね。

「そうね、教えるね。ミズキだけで厳しいのは他はアストルム王国とヤフィール王国。ミスティカ主国。の3国とネソメキト共和国って言うのが不気味だから微妙なところね。」


「多いのねナタレさん。」

「そうね、あとねカザカリ帝国って所がね芸術国でテンギネトラが説得するか、ミズキが説得すれば興味を持って協力してくれると思うのよね。でもね、芸術国だから芸術のモデルのために拘束されるかもなのよね。」


「なるほどね。どう思うね、テンギネトラとミズキ。」

「パスします。忙しいので。」

「芸術に興味ない。行きたくない。」

「なるほどね。」

テンギネトラとミズキの二人にソクキナレが口の聞き方が悪い。と刃を見せつけて言うソクキナレ。


「二人が拒否するならそれでいいね。それでね、ミズキちゃんカザリカ帝国もよろしくね。」


「はい、わかりました。がんばります。」

そういうミズキにいやいやにしか見えなかったナタレ。


「ごめんなさいね、多いよねよろしくね。」


はい、分かりました。

それで、どこに行けばいい。ナタレさん。

と言うミズキ。


それはねー。と言いながらレインを見るナタレ。

「ミスティカ主国には行ってほしくはあるわね。」


「わかりました。行ってきます。」

ミスティカ主国に行きたそうなテンギネトラ。


それを制止するソクキナレ。


ナタレとレインの二人は後の楽しみにしてねと言った。


「現状ね。アストルム王国がテンギネトラが相手すれば勝てると思うね。でもね、ザムゴシトだと厳しいのは確かね。」


「そっちも相手する。」

テンギネトラ、それはダメね。

各国はこんな感じでやっていくね。


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