表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/70

7-2

「なぁ、レーヴェ。グレイスの好きなもんって何だと思う?」


「それで部屋から出るのを釣ろうとしてる?」


「若干」


「……今は少し難しいんじゃないかな」


「……やっぱ無理か……」


 二人はそんな会話を交わしながら、深いため息をつく。

 グレイスが負った心の傷は、他の誰よりも深いものだった。

 それを理解しているが故、二人もお手上げ状態、と言わざるを得ない状態なのだ。


「なんでグレイスは俺らに何か頼らないかな、全く」


「もしかしたらグレイスの性格かもしれないし、悪い癖かもね。――そう言えば、そんな事、マスターが前に言ってたかも」


 ふとレーヴェがそれを思い出す。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ