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4-6

 そして夕刻まで魔法の実技は続いた。

 集中力も長くは続かないので、合間に休憩を入れながら、エルダは必死になって風を操る事に集中していた。

 時にはそれを指導しながら、悪戦苦闘しながら魔法を操ろうとしているエルダをグレイスは見ていた。

 きっとエルダなら出来るだろう、と確信して。


「今日はここまでね」


「俺、まだ大丈夫だよ、グレイス」


「ううん、今日はここまで。あんまり無理したら、魔法使えるようになる前に身体潰しちゃう。確かにマーレの状況が気になるし、焦る気持ちもわかるけど、今日はここまで。また明日、練習しよう」


 グレイスはそう言って、実技練習を終わらせた。

 どのみち、エルダも家に帰さなくてはいけない。

 あまり遅くなるのも悪いと思ったからだった。


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