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次ノ問ヒニ答ヘヨ  作者: 哲翁霊思
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プロローグ(世界観)

この部分は、飛ばしていただいても構いません。本編は次の章からです。

人間的思考促進法

概要

今日、学問の発展は著しく続き、教育が進歩し正しい知識を得られるようになったと同時に、世の中にあるであろう数々の疑問をすべて解明してしまった。

そのため、高等学校までの教育課程の中だけですべての知識を手に入れることができるようになってから、国民は何も疑問に思うことなく生活を送っている。

その要因を調査した大学からの研究報告によると、疑問を食う生命体がいることが判明した。このまま時が進んでしまうと我が国から「疑問」という大切なものが失われかねない。

そのため、この「人間的思考促進法」を制定する。

内容

一:国民の「疑問」を戻すため、生命体の排除を行う。これに関しては、発見した大学院生の私立探偵社を内閣府直属の探偵社として認定し、排除活動を日本国の中で行う。

二:国民の「疑問」を戻すべく、高等学校以上の学校では単なる知識だけではなく、自分自身の研究を行う「哲学」の教科を追加することを義務付ける。

補足

一:本法律は、公布より一週間以内に施行する。又、探偵に関しては原則的に自由行動であるが、内閣府より排除命令の出たときには優先的に排除活動を行わなければならない。もし、これを無視し活動を行わなかった場合探偵社は認定を剥奪され、当人は無期懲役に処する。

二:排除命令は、我が国土に設置した監視計が作動した時にのみ自動的に適用される。監視計の作動しないときに、内閣府・国会等の指示で排除活動を強制させることはできない。






                       二〇一三年三月二五日

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