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1.プロローグ

今日は鑑定の日

5歳になると神殿でスキル鑑定の儀を受けることになる。

早くから能力を診断することで適材適所の労働力とするためだそう。

毎年のとおり行われている鑑定の儀であるがこの日は世界に影響を及ぼす者の誕生となった。


「勇者だ!勇者の誕生だ!こんな辺境の地から勇者が」

大人たちが騒いでいる。

そんな様子を俺は先ほどの鑑定を思い出しながら眺めていた。


「次はレオン。前へ。」

戦士系統なら俺と狩に行くぞ!

ダメよ。あなたいつも無茶するんだから

そんな両親の言葉を受け緊張した面持ちで鑑定に臨む

そして神官に言われるがまま水晶に手をかざす。


スゥゥゥーー


やあレオン♩ここでは快斗って呼んだ方がいいいかな?

水晶に手をかざしたとともに前世海斗の記憶がレオンの記憶と入り混じる。


海斗くーーん

「死んだ…はず。転生したのか」

飲み込みが早くて助かるよ。予定通りこのタイミングで記憶が戻ってよかったよ。


このバカ丸出しにはしっかりと謝罪をしてもらいたいところだがここ下手で良いスキルをゲットするのがいいか


海斗改めレオンは生前この手のゲーム、小説には嗜みがありすぐに切り替える。


話が早くて助かるよ。じゃあさっそくスキル授与をこのアルティメス様が直々にやってあげよう。

僕も暇じゃないからね♩

って言ってもスキルは基本的に5年の間になんとなくその生活にあったものが選ばれるんだけどね♩

君は勇者としてこの世界に転生してるから特殊枠なんだよ。よっぽどじゃない限り勇者系統になるんだけど少しイレギュラーになっちゃったかな。特典としてステータス表示を可能にしてるから見てみて?

ステータスと言えば開くよ


「ステータス」

レオン=ヘムロック

レベル 1

体力 10/10

力  5

魔力 15/15

知力 25


スキル

剣術 1 鑑定 2

エクストラスキル

幻獣召喚 1


まぁ今は話すこともないし鑑定だけでバイバイだね♩

スキルはまぁ自分で試行錯誤してみなよ!

じゃあ忙しいからいくよ


スゥゥゥーー


っと記憶が戻り色々考えていると目の前で勇者カノンが誕生した

「鑑定」

カノン=ハワード

レベル 1

体力 20/20

力  50

魔力 15/15

知力 10


スキル

剣術 3 自動回復 1 神速 1

エクストラスキル

勇者


勇者だからといってすごく高いわけじゃないのか?

まぁレベル1だし、情報が少ないからわからないな

それから数日はお祭り騒ぎ。

それは勇者という宿命にも関わっているようで、なんでも7歳から半分国の管理下となり学園に入る前から3年訓練したあと10歳から王立の学園に入学するようだ



俺はというと1匹の犬と戯れていた

魔力値10と引き換えに召喚を行なったのだ

ポチたと名付けた

「ワンワン!」

ポチタ

レベル 1

体力 5/5

力  5

魔力 0

知力 1


スキル

噛みつき1


なんの変哲もない犬を見てワクワクが収まらないアレンなのであった


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