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【機体名鑑&用語集】

※本編のネタバレを含みます。本編読了後にお楽しみ下さい









◆機体名鑑


【ニアー・クオーツ】

世界で最も生産された宝玉機であるクオーツを改造した宝玉機。

機体色はグレー。装甲を前面部分に集約し、スラスターを増設することで突撃能力が高められている。

パイロットであるニアゼムの意向に則り、宝石蟲と真っ向から戦闘を行うことに特化させるために大型武装ユニットのハサミシザース一本に攻撃方法を絞っており、それ以外は手足を使った近接格闘くらいしか行えない。

一切の汎用性を捨て、一点特化の性能となったために、クオーツに似たもの(ニアー・クオーツ)と呼ばれる。

なお、原型となったクオーツはニアゼムの父親が乗っていたものである。


【アサルトニアーク】

ニアー・クオーツに更なる強化改造を施した宝玉機。"アサルト・ニアー・クオーツ"を略してアサルトニアークである。

真に一点特化の性能とするためには残った汎用性を捨てる必要性があると判断され、両腕を廃し、代わりにジュエルギーコンデンサーとハイパーハサミシザースを取り付けている。

機体そのものが一回り大型化しており、装甲の増設やツインアイ化などもはや原型を留めていないレベルでシルエットが変わっている。

3基のジュエルエンジンによって稼働する大出力推進器によって知覚外の速度まで加速し、一瞬にして攻撃対象を切り捨てると言った辻斬り戦法が得意。

その機体バランスは劣悪の一言だが、ニアー・クオーツに慣れ切っているニアゼムにとっては大した問題にはならなかったようだ。


【アサルトニアーク・アンブレイカブル】

壊れかけたアサルトニアークの部品をジュエルギー結晶で補った形態。

結晶の隙間からは絶えず白いジュエルギーオーラが噴き出しており、ロードレイダーから奪い取ったジュエルギーも相まって常に超出力を維持している。

ハイパーハサミシザースの刃は結晶斬刃アラハバキャリバーに置き換えられ、ニアゼムの感情の昂りによって出力が向上し、最終的には黄金に変化する。

ロードレイダーとの戦いが終わった後は、身に纏う結晶は全て砕け散り、元の状態へ戻った。

たった一度だけの奇跡の形態。


【アサルトニアークEXES】

アサルトニアークを改修した機体。

更なる装甲の増設の他、ハイパーハサミシザースを二本に増やしている。

相変わらず腕は付いていないものの、ようやくシンメトリなデザインになったためか、問題点だった機体バランスはある程度改善されている。

EXESの名称は"EX"TRA-"E"XECUTION-"S"CISSORSの略。


【クォーツァイトGrⅠ】

ハイ・サファーズ部隊を指揮するHS-01に与えられた指揮官機。

あらゆる面が通常のクォーツァイトよりも強化されており、弱点らしい弱点は存在しない。

ジュエルギーメガランチャーを装備するほか、両手両足にジュエルギーサーベルを内蔵しており、近接戦闘もこなす。

また、デミ・コアジュエルを内蔵しており、劇中ではロードレイダーのコアブロックを担った。


【クォーツァイトGrⅡ】

ハイ・サファーズ部隊に所属するHS-02、HS-03に与えられた近接特化機。

クォーツァイトと比べて近接戦闘における出力が大幅に向上している。

長刀ロングカタナセイバーを装備し、射撃武器としてジュエルギーショットガンを携行。ショットガンによる牽制を行いつつ、隙を見て斬り捨てる戦法を得意とする。

また、この機体もデミ・コアジュエルを内蔵しているため、状況が違えばこの機体がロードレイダーのコアブロックとなっていたかもしれない。


【クォーツァイトGrⅢ】

ハイ・サファーズ部隊に所属するHS-04に与えられた電子戦用機。

スペックはクォーツァイトと然程変わりはないが、強いて言うなら耐久力はやや高め。

背部のレドームによる分析能力に長けており、シールドとバルカンを使った味方機の援護も可能なサポート機。

例によって、この機体もデミ・コアジュエルを内蔵している。運用の想定としては、どの機体がコアブロックとなっても大した問題ではなかったようだ。


【ロードレイダー】

クォーツァイトGrⅠをコアに、各機のパーツが合体した真の姿。

デミ・コアジュエルによってナイト型宝玉機と遜色ない性能を発揮する。

Grシリーズの武装を受け継いでおり、単体攻撃能力で言えば通常のナイト型を大きく上回る。

デミ・コアジュエルからは、周囲を高濃度ジュエルギーで汚染する波動を強烈に照射することが可能であり、並の宝玉機が相手ならばそれだけで結晶の塊に変えられる。

この汚染波動によって自身の武装に結晶を纏わせ強化することも可能。


【ロードフェンサー】

ウォーラがサファのために組み上げた疑似ナイト型宝玉機。

ロードナイト、ロードカイザーの外見的特徴を受け継ぎつつ、ボディの軽量化及び、空力学に基づいた鋭角的形状の装甲を多用することによってスピードの向上を図られている。

武装は肩部にマウントされたカタナセイバー二本と、両腕と脚部の脛に装備された固定ブレードユニット。カタナセイバーを用いずとも、ただ近接格闘を行うだけで相手を切り刻むことが可能。

腰部にはシリンダー式の跳躍ユニットであるストライクジャンパーを装備し、圧縮空気を打ち出すことで宝玉機の三次元的なアクションを可能とする。加えて、ユニット内部にはステークが内蔵されており、これも同様に圧縮空気によって敵に撃ち込むことが可能。ただし、シリンダー式の名の通り打ち出せる圧縮空気は限られているため、機動に使うか攻撃に使うかの見極めが必要になる。

また、操縦システムに自己進化型のAI《S.P.F(サファファ)》を搭載しており、このAIは操縦者に適したモーションパターンをリアルタイムで予測生成し、あたかも感覚で操作してるかのような有機的な運動を可能とする。




◆用語集


寄生虫(パラサイト)型宝石蟲】

他の生物に寄生する能力を持った宝石蟲。メレディヤのことである。

本来は寄生した生物にささやかな身体強化を与え、代わりに生体エネルギーを貰う生態を持っていたが、月面の"黒い板"ことモノリスに、宿主越しに触れたことで途轍もない力を授かる。

その結果、本来の生態からは大きくかけ離れた、生物無生物問わず"全てを操る"能力を使うことが可能になった。

同時に高度な知能をも獲得してしまったがため、この能力を悪しき目的で使うことは"合理的ではない"と判断して、積極的に使うことはしなかった。

ただし、かつて共生していたジプサムに、能力の悪用を強要された経験自体はあると思われる。


【ハイ・サファーズ】

サファーズの中でも特に性能の高い個体のこと。

輝石刀の代わりとなる輝石角が額に埋め込まれ、これによってデミ・コアジュエルの使用条件を満たしている。

ハイ・サファーズと認定された個体は一律で"カイア・ツキノ"と命名され、創造主であるジプサムへの絶対的忠誠心を刷り込まれる。

劇中で最初にカイア・ツキノを名乗った個体は、能力は非常に優れていたものの精神面が不安定であり、強度の高い精神手術を施さねば使い物にならず、その結果として自分だけが唯一絶対のカイアだと思い込んでいた。

最後にカイア・ツキノを名乗った個体は、最初のハイ・サファーズとして生まれ、後に生まれた個体群を妹として可愛がっていた。彼女は、表面上にはジプサムへの忠誠を誓っているが、ザ・ムーン攻防戦を初めから負け戦と見限っていた。


【デミ・コアジュエル】

コアジュエルの贋物品(イミテーション)

通常のコアジュエルと同等かそれ以上の出力を誇るが、より深刻で有害なジュエルギー汚染をも引き起こす作用を持つ。劇中では攻撃手段に使われた。

ジュエリストを必要とせずに起動可能な代物だが、操縦者に特殊な処置を施し、さらにそれに適応することが起動の条件となるため、結局のところ一握りの人間にしか使用できない欠陥品。

クォーツァイトGrシリーズ全機に搭載されているが、普段は基底状態にあり、ロードレイダーへの合体時にのみ励起する。


【ジュエリング】

ベンジャータウン発祥の宝玉機を用いた決闘競技。

安全面の配慮により、専用のジュエリングフィールド内でのみ行うことが許されている。

また、パイロットへ危害を加える行動が見られた場合は即失格になる。

ジュエリングが発生した際は専用の審判が戦いの行方を見守ることになっており、ベンジャータウンにおいてはビスマン01がこの役を担っている。

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