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姉、将来を考える


褒められて事も嬉しかった。


けれど、所作を習得できれば自分の

動きが良くなるのが体感でき


学園後は領帰って一人暮らしのつもり

だったけれど、どこかのお屋敷にメイドと

して働くのも選択肢に入れても良いかも。


淑女の対応にマナーはお母様、お祖母様

ミランダから習った。


浅い体験と知識しかないけれど、働く時に

必ず役に立てるはず。


そう言えば、クラスの皆はどうやって職を

見つけたのかしら?


紙工房はお願いをしたけれど、


前の人生みたいに就活や仕事の募集が集めら

れた冊子があるのかしら?


2つの工房の書類を眺めながら、他所ごとの

考え出す。


魔法石の工房は職探しの募集はかけていない

が、手に技術を身につけたいと、違う領から

来る人は親方が選別し受け入れている。


紙刺繍工房は人手が足りていないが、希少

価値を維持する為に募集を絞っている。と、

いつぞやの書類で書いてあった。


量産するのもいいが貴族の流行は流れが早い。


いつ流行りが終わって生産が激減しても維持

できる人数と言うミランダの経営方針が理由

らしい。


確かに、流行りは読んで字の如く流れて忘れ

られてまた返って来るもの。


それがいつなのか分からないけれど、紙刺繍

の維持とお針子への転換もできる技術と評価

があれば継続はできる。


さすがミランダ。


当時もそう思ったけれど、思い出しても

流石だと思うミランダの考えと手腕に

尊敬と敬愛を込め思う中、


私は刺繍はあまり得意じゃない。


刺繍は無理でも経理や営業で工房で働く事も

できるかもしれない。


魔法石の工房も加工技術は無い。


けれど、経理や営業に魔法石に魔術を込める

事はできる。


文字や計算も学園内で習うのは基本中の

基本。


理解し応用できれば街の商店や各省でも

働く事ができる。


後、1年と少しで学園を卒業をする。


お父様、お母様に甘える事もできるけれど、


そろそろ本腰を入れて職探しをしなければ

ならない。


ディランと行く街のお出かけの時に募集を

行われていないか探してみよう。


頭の片隅に記憶し、手に持っていた書類を

終わらせ自分宛に届いた手紙を開き読む。


お祖母様からは季節の挨拶に工房の出来事と

領や屋敷の事などが書かれており、


ミランダからは季節の挨拶と工房の事は

お祖母様と同じだったが、


ボーイックへの警戒の色が強く出ている

内容が書かれており、そこには


一緒にいる女子生徒に注意する様書かれ

ていた。


何かミランダの中であった様で、何度も

警戒する様にと書かれ、最後はルイにも

その事て伝えて欲しいと書かれており、


こんなにミランダが言うだなんて。


心配と共に警戒する事を約束すると共に

ルイにも伝えるを手紙を書き、インクを

乾燥させる為に広げていると、マルチダ

からのノックが聞こえ、


朝の準備を整えるために椅子から立ち

机から離れた。



三連休中日ですね。いかがお過ごしですか?


ブッマークや評価、いいねボタンをいただき誠にありがとうございます。


ネタバレを含みますが短編に本編終盤の弟ディランの心境と日々を書いております。

お時間ありましたらお読みください。

https://ncode.syosetu.com/n4082hc/


フッと思い付き新しい話も書きました。お手隙の時間ありましたらお読みいただけると嬉しいです。


お兄様、隣に居る令嬢は誰です?婚約者のお義姉様はどうなさったの?大変!廃嫡とざまぁを回避しなければ!

https://ncode.syosetu.com/n9341hw/


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