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魔王軍はお金が無い  作者: 三上 渉
第六章:魔王と天使査定
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エクストラコーナー 信頼度チェック その5

:エクストラコーナー 信頼度チェック その5


ギガス「魔王軍」

フィー「信頼度チェックコーナーの時間っスーーー!!!」

ギガス「という訳で今回は私、轟炎将軍ギガメリウスと」

フィー「フィーリス・ミルドヴァルド二級天使がお送りするっス!・・・と言ったものの」

ギガス「如何されました?」

フィー「いえ。自分、別に魔王軍の一員って訳じゃないっスけど、ここに居ていいんスかね?一応これ、魔王軍の機密情報とかにあたったり・・・」

ギガス「問題無いかと思われますよ。魔王軍の現状をフィーリス殿にも知っていただければ、魔王軍が安全な組織だと分かっていただける。それは魔王殿の意向にも沿うものと思われます」

フィー「そうっスか?それならいいんでスけど」

ギガス「ところで。いい機会ですから、フィーリス殿にお伺いしたい事があるのですが。天界のテクノロジーについてです」

フィー「天界のテクロノジーっスか?結構高度な機械文明を誇ってると思われるっス」

ギガス「一体どの様な経緯で、その様な発展を?」

フィー「天界の歴史っスか?そうっスね・・・大昔、凄く科学が発展した一つの惑星があったっス」

ギガス「ふむ」

フィー「外宇宙にも進出する程の高度な科学文明っス。ある時、その星の人々は自分達を人工的に進化させる方法にたどり着いたっス。そしてその星の人々は、人から天使に進化したってわけっス」

ギガス「ではその星が?」

フィー「アロンドヴァスっス。でもなまじ長生き出来て強い体になったからなんスかね?原因はよく分かってないんスけど。外宇宙へ進出していた程膨れ上がっていた人口はみるみる減っていったっス。同時に技術衰退も起こり、使えるけど仕組みが分からない、なんて技術が結構あるっス」

ギガス「なるほど」

フィー「自分の目標は、そう言った使えるけど仕組みが分からないっていう技術を解明していく事っス。そしていつか、アロンドヴァスに全盛期の科学技術を取り戻す事が夢っス」

ギガス「それは素晴らしい夢です。私も天界の科学技術を参考にさせてもらい、更なる技術発展をさせていきたい物です」

フィー「ギガスさんなら凄いの作れちゃいそうでス!自分も手伝わせてほしいっス!」

ギガス「それでは更なる科学の発展を願いつつ」

フィー「信頼度を発表するっス!!!」





四十万宗真 信頼度:60

「今回は上手くやれたんじゃないか?いつもこの調子で行きたいもんだな」



アリア(アリア・ハーフェン?) 信頼度:70 愛情度:20

「フィーリスさんとは仲良く出来そうで良かったです、平和が一番ですよね」

「はい!ソーマさんは良い人です!いつか素敵な人が見つかりますよ!」



ティスプリア 信頼度:70 愛情度:30

「おとうさんのおかげで飛行魔法はなんとかなりそう、ないすあいでぃあ」

「仕事もいいけどたまにはゲームに付き合ってほしい」



ミシュケイオス 信頼度:70 愛情度:70

「フィーちゃんミケの料理を気に入ってくれて良かったです、ミケもお役に立てて嬉しいです」

「また女が増えたってマウちゃんが言ってたにゃ!ソーマさまはフィーちゃんにも手出す気なんですかにゃ!?」



フィーリス・ミルドヴァルド 信頼度:50 愛情度:0

「魔王さん達は悪い人じゃないっス、自分信じてるっスよ!」

「愛情っスか?別にそういうのは無いっスけど・・・まさか!やっぱり自分の体が目当てだったんスか!?」



ギガメリウス 信頼度:70

「天界を刺激する事なく無事に査定を終えられた様でなによりです」



ウィズ=ウラム 信頼度:50

「私としてはもっとトラブルが起こるのが望ましいのですが、まあ焦らず待つとしましょう」





フィー「という感じになったっスけど、あまり変わってない感じっスか?」

ギガス「まあ、今回はほとんどフィーリス殿の中だけで解決してしまいましたからね。我々の方ではこれといって何も起こってませんし」

フィー「あう、自分ちょっと妄想癖があるっス・・・気をつけるっス・・・」

ギガス「ですが・・・何やら事態は動き始めた様ですね」

フィー「っス。序章は終わり、ここから物語はセレンディアの命運をかけた戦いに発展していくっス」

ギガス「とは言え、すぐに表立った戦いになるというわけではないようですね」

フィー「っスね。その辺りは色々事情があるっスけど」

ギガス「その中で魔王殿が何を決断し進むのか。我々はただ尽くすのみです」

フィー「自分は微妙な立ち位置になるっスけど・・・魔王さんの事、応援してるっス!」

ギガス「それではまた、次回お会いしましょう」

フィー「シーユネクスターイっス!!」

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