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静かにっ

作者: 尚文産商堂

敵も味方もわからない。

薄暗いさなかでの全軍突撃命令の時点で、すでに嫌な予感はしていた。

はじめのうちは、それでも向こうに行けばあとは敵しかいないという雰囲気があったから、ともかくしゃかりきに突撃をかける。

でも、乱戦となって、どっちがどっちかわからなくなり、そのうちに真夜中になっていくと敵も味方もどっちも黒い影にしか見えなくなった。

生き残ったのはごく少数だけ。

幸運にも、俺はそのうちの一人に滑り込むことができたようだ。


問題なのはどっちが味方の陣地でどっちが敵の陣地なのかわからないということだ。

そこで、静かに静かに動くことにする。

まずは出会った人に話しかけてからだろう。

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