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異世界ベーコン  作者: もょもと
4/22

3

「んで、転生なんだけどね。そのまま送るとあっさり死ぬのよ」


そんな転生先は危ない場所なのだろうか?出来れば願い下げなのだが・・・。


「なので、異能を1つ貴方にあげるわ。はい、ダーツ持って」


いきなりアフロ・・・女神様で良いか、女神様からダーツを受け取った。


これで何をしろと言うんだ?


「はい、ここにダーツ当てる的があります。投げて刺さった奴が貴方の異能ね!」


おいこれ、〇京フレンドパークだろうが。


「んじゃ回転させまーす、ハイ!」


ぐるぐる高速回転しててどんな異能があるか一切見えない。


そして、後ろで〇ジェロ連呼している女神様をぶん殴りたい。


まぁ見えないものは仕方ない、投げるか。


そう思い軽く投げたダーツは、的に当たらず的を支える柱に刺さった。普通に恥ずかしい。


「大丈夫、こっちにもちゃんと書いてあるから・・・はい、これね」


そう言いながら女神様は一枚の紙を差し出してきた。


「どんなものにも負けない体?」


開いて読んでみるとそれだけが書いてあった。詳細はどこだ?


「なるほどねー簡単に説明するとね、どんなものよりも硬いし

毒や病も退けるし魔法もバンバン弾くわ!」


それ普通に強くないか?ってか異世界、魔法あるのか。


「まぁ当たりかな?良い引きしてるね、ヨシダ」


柱に刺さった奴なので素直に喜べない・・・。


「んじゃ転生させるわね、あぁ言い忘れてた事があったわ。

転生してもすぐには記憶戻らないから頑張ってね」


かなり重要な事をサラッと言ったな、タイムラグ的な奴があるのか。


「んじゃ、いってらっしゃい!」


そう言い終ると、私の体が光に包まれた。


少しずつ意識が朦朧としていく中、女神様が


「いや本当に良い引きしてたよね、他だと多分詰んでた」


と呟いていたが、私の耳にはぼんやりとしか聞こえていなかった。

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