表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ベーコン  作者: もょもと
3/22

2

随分と本格的な夢を見ているんだな、私。


今度、夢診断で調べてみるのもありかもしれない。


首をかしげている私に、幼女は少し考え込んだ後に言った。


「覚えてませんか?コンビニに車が突撃した事を」


その言葉を聞いたと同時に思い出した、思い出してしまった。


思い出したのは逃れようのない圧迫感、何かに押し潰される感覚だった。


「あの、大丈夫ですか?顔が青いというか、白いですよ?」


幼女がこちらを心配そうに見ていた。


「あぁ・・・うん、大丈夫。大丈夫だから」


自分に言い聞かせるように呟く、じゃないと自分の心が折れてしまう。


「そうですか。あ、自己紹介をしていませんでしたね」


そう言いながら胸を張りながら幼女は言った。


「私の名前はアフロディーテ、こう見えても美の女神様よ」


「俺の名前は吉田、吉田守ね。よろしくね、アフロ」


「おいコラ、喧嘩売ってんのか」


アフロは嫌いなのか、知らなかった。


「まぁ自己紹介なんてどうでも良いのよ、ヨシダ」


そういえばヨシダと名乗る前から知ってたな、神様的なパワーなのだろうか


「貴方は死んだんだけどね、なんやかんやあって異世界に転生出来るのよ」


「ちょっと待て、なんやかんやって何だ」


「なんやかんやはなんやかんやです!!!」


嫌な予感しかしない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ