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世界樹に転生しまして。  作者: 豚汁派、コンソメスープも可
プロロローグ
2/3

主人公は何に転生するのか!?わからない、本当に分からないなぁ…(まだ転生しません)

NHKの集金って何だか恐怖を覚えますよね。

もう少し何とかならないんですかね…

コスプレした可愛い女性ならきっとみんな喜んでお金を出すと思うんですけどね…

個人的にはメイドコスとうさ耳コスがおすすめ。




起きなさい、想一郎よ……




そんな声が聞こえてくるが、今は普段の三割り増しで眠いような気がするし、なにより木漏れ日のような陽射しが優しく体を包んでいるような、そんな心地良さを感じる。



早く起きなさい、想一郎……



「あと、5分……」



はぁ……、しょうがないですね


このまま送ってしまって、向こうで説明しましょうか


それでは、行ってらっしゃいませ




あなたが歩む道に、幸せがあらんことを










▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼






今、僕は何も無い空間を漂っている。夢と現実の狭間のような不思議な感覚だ。もしかしたら今までの現実が夢で、この夢のようなものが現実なのかもしれないし、またこれも夢なのかもしれないし、それもまた夢なのかもしれない。



やっと、起きましたね……、名もなき我が子よ……



───新手の詐欺だろうか……。僕の母さんの声じゃないし、海外赴任中の両親が家に居るはずがない。そもそも僕の名前は、えっと、あれだよ、あれ、あれ?何だっけ?



魚の骨が喉に刺さったようなむず痒い感覚に襲われる。思い出しそうで思い出せないところと、取れそうで取れず、それどころか自分の中で益々その存在感が膨れていくような、そんな感覚。だけど、大抵僕は早々に取るのを諦め、そのむず痒さに身を委ねてしまうのだけれど。



詐欺ではありませんよ。私は女神ユリアナ。あなたの身近な言葉で表すなら、異世界の女神のようなものでございます。あなたは、前世でお亡くなりになられて、それに私が目をつけ、魂を呼び出したのですが、眠り惚けていたので先にあなたを転生させてしまいました。因みに、前世の貴方にまつわる記憶は転生させた時点で消えてしまいました



どこか中学生が考えた設定のようだが、すんなりと受け入れられてしまうあたり、女神さまとやらの力がはたらいているのかもしれない。ただ、これが怪しげな宗教団体によるマインドコントロールの可能性もあるわけだが。


───道理で名前が思い出せないわけだ。それで、僕はどこの誰に転生したんだ?そして、目的は?



理解が早くて助かります。あなたと会話できる時間はあと僅かなので、手短にお伝えさせて頂きますね。あなたの転生した世界は魔法がある所謂ファンタジー世界のようなものでございます。あなたにはそこで何にも縛られず、自由に怠惰な生活を送っていて欲しいのです。詳しい説明は今は出来ませんが、それだけで世界のためになります。あなたには、私の加護と役に立つスキルを付けておきますね。


そこまで聞くと、突然強烈な浮遊感が体を襲う。エレベーターが故障して落ちるとこんな感じなのかな、と考えながらその感覚に身を委ねる。


意識が覚醒したら、まずステータスを確認してください。そ─後は、魔力の流れ─感じ────



女神の声が急に遠くなり、意識が急激に覚醒していく。そして、よくやく異世界の地、新天地へ足を踏み入れるのだった。



今度こそ、足を踏み外さずに。

まだまだのんびり更新していきますよー


最低2ヶ月以内には更新しますー


よろしくですー

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