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きんろくよんひゃく  作者: 朋樹


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戦場

戦場で死ぬのが怖い?じゃあ死なない方法を教えてやる。

先に死に方を決めればいいんだ。

そうすりゃ、このクソッタレな状況でも切り抜けようと活力が湧いてくる。

いわゆる暗示の一種さ。

俺の死に方?そりゃ、「誰もいない廃墟でタバコ蒸した美人さんに殺される」に限るさ。


そう力説した先輩は死んだ。

というより私が殺した。介錯をつけた。

先輩は幸せだっただろうか。


物心ついた時には両親がいなかった。

死んでも誰も悲しまないという理由で戦場に駆り出された。

そんな私を先輩は励ましてくれた。家族のように絆を紡いでいた。

いつか本当の家族になれたらいいな。そう思ってた。


死ぬのは怖いけど、生きる気力も無い。

ああもう、誰か殺してくれ。

それでもあの人の言葉が脳にこびりつく。


死に方を決めた。

私は陽射しが差す病院のベッドで多くの家族に看取られ老衰で死ぬ。

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