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最大規模演習

作者: 尚文産商堂

それは、戦争ではなかったが、それに相応しい演習であった。

通称、最大規模演習と呼ばれるこれは、手野武装警備、テック・カバナー総合軍事会社、アマーダン防衛会社の3社が協同で実施する演習である。

ただし、3社が敵味方に分かれて演習を行うのではない。

これの戦争と称されるほどの規模となるのは白組となる3社と、赤組となるのが他国軍であるという点である。

手野武装警備は、日本国軍の代わりに国防を担うほどの重武装を持っている。

テック・カバナー総合軍事会社は、米軍の全体と対峙するほどの力を持つことを目標としている。

アマーダン防衛会社は成長途中であるが、空へと手を伸ばし、その空軍力はすでに欧州でも随一なものとなっている。

それぞれ得意分野も違う3社が集まったからこそ、1つの国軍以上の力ともなることができるようになっていた。

それがために、戦争という二つ名がある。


なお、実弾ではないものの、一定の空域、海域が戦闘区域と共同宣言でなされ、その区域はいかなる被害も保証しない旨の協定がなされる。

互いに本気で挑む演習だからこそ、演習としての本気度が違うといわれる。

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