もうすぐ空に
僕はもうすぐ死にます
命が帰ってゆくのが視えるのです
僕はぼくを愛することを拒みました
僕を自分のものにすることを
それなのに・・・いつの時も
優しく包んでくれた空
果てしなく広がる空
僕のわがままはちっぽけでした
誰のものでもないことは
誰のものでもあるようです
僕はもうすぐ知ります
命が空に溶けてしまうのを
名前と誕生日のほか何も覚えていません
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読んでくださりありがとうございました。