『憂鬱も裏返して、の真骨頂』・・・『詩の群れ』から
『憂鬱も裏返して、の真骨頂』・・・『詩の群れ』から
㈠
裏返す、俺なる俺は、俺と言う俺なんだよ、だろうだ。
だろうだ、憂鬱すら、裏返すんだろう、だおう、え?
だろ、憂鬱なんか、吹き飛ばしてしまえ、だろうだ。
訳が分からないな、真実は無言なんだろうだ、だろう。
㈡
結局、お前は、何が言いたいんだい、だろうだ。
だろう、それは俺にも分からないが、奇跡のパースペクティブさ、だろう。
そうか、パースペクティブなんだな、だろうだ。
そう、無言になるなよ、憂鬱なんか、吹き飛ばせってことなんだ。
㈢
つまりは、憂鬱も裏返して、の真骨頂ってことで、自然なバランスさ、だろうだ。
事々の、次第に、夕闇に染まって、真骨頂万歳ってとこだろ、だろうだ。