表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強剣士は『腕』がない  作者: ジャンクソイ
1/6

王国へ

初めまして、岱豆です。


思いついたネタを小説として書き起こすのは初めてなので、至らないところや読みづらいところがあったらごめんなさい。

楽しんでいただけたら幸いです。

俺はブレイド。元魔王討伐隊こと、勇者の一味の戦士だった男だ。

今は王国へ向けて一人で帰ってゆくところだ。

ほかの仲間たちはどうしたかって?

勇者は今も魔王討伐を目指しているだろう。魔法使いと賢者、そして俺が抜けたところへは武道家が入った4人で行動しているだろう。

俺がどうして勇者パーティを抜けているかって?

それは簡単なことだ、勇者たちの足手まといになってしまうから自分から脱退を進言し、今ここにいるということだ。


(ま…、おっさんよりは若いやつらに後を託すさ)


平均年齢が18歳のパーティとなった勇者たちを心配ながらも思う。

ああ、ちなみに俺は36歳さ。

王国で若い頃から兵士となりそれなりの力をつけてきたのだが、魔王が世界征服を宣言したと共に現れた勇者の力になるようにと国王から命が下り、勇者と共に戦ってきた。

そんな俺がなぜ一人で王国に向かっているかって?

それは…


「お前さん、行き先はトヒツ王国でいいのかい?」

「ああ、そうだ。よろしく頼む。」


大型の鳥を手懐け、人や物を運ぶことを生業としてるオヤジに声を掛けられて答える。


「それはいいがお前さん…。そのナリで乗れるのか?」


オヤジが俺の体を見て不思議がる。

そう、不思議がるのも当然だ。ローブを羽織って隠しているが、俺は『両腕を失って』いる。


「大丈夫だよ。ちょっとした工夫で落ちないように『掴める』から。」


返した言葉にさらに首を傾げるオヤジだったが「まぁ、大丈夫ってんならいいんだけどよ…。」と言いながら大鳥の(手綱を握れるように)首元へ乗り込む。

大鳥の背中に乗り込めるように用意していある梯子を登り、自分も大鳥へ乗り込む。


「ちゃんと乗れてるみてぇだな。」


こちらを確認した後に手綱を操作して大鳥を羽ばたかせる。


「それじゃあ行くぜ!」


大鳥が飛び立ち、大空へ向かっていく。


(勇者よ、無事に帰ってくるのだぞ。)


大鳥の背の上で風を頬に感じながら、今も強敵へと立ち向かっているであろう勇者の安全を願う。

魔法使いと賢者、新たに加わった武道家とうまくいっているかなどと心配をしていると、大鳥が飛び立ちやすいように立っている大鳥台から飛び立ってから十分程度が経過したころだ。

大鳥が急降下した。


「うおおッ!?こりゃまずいぜ…!」


手綱を握っているオヤジが焦った声で言う。


「オヤジさん!どうした!?」


オヤジに近づきながら問い、嫌な気配を感じて周りに目をやる。


「お前さん!王国どころか、このまま地に落ちちまうかもしれねぇぞ!魔物が襲ってきやがった!!」


やはり魔物だ。上空を見やるとガーゴイルと呼ばれる魔物がこちらに向かって飛んできていた。

周囲へ意識を集中させて気配を探る。数は…、上空に1、前方下へ1、後方に1…。


「3体いるぞ…!オヤジさん!そのまま地面に向かってくれ!何とかする!」

「なんとかって!お前さんどうする気だ!?」

「どうって…」


後ろ腰にさしてある短剣をしっかりと『握り』ながら答える。


「倒せなくとも追い払うだけさ!!」


更新頻度は遅くなると思います。

また、1つの投稿でどれだけの文字数がちょうどよいかなど全く分かりません…。

次第に良くしていく心構えなので気長にお待ちください…。


こんなものでもよければ、「もっと文章多くして!」などでもよいので是非コメントなどよろしくお願いします…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ