『要塞』vs『魔女』
すいません、やっぱり遅くなりました。
それと今回から投稿時間を変えました。
試合開始と同時、舞台の中央にいた二人の行動は早かった。ドランはクーリアと離されないように距離を詰め、クーリアは逆にドランから距離をとろうとする。下がるクーリアをドランが追いかける構図は、試合前から予想出来ていたこと。何故なら魔法使いに遠距離勝負を挑むことは同じ魔法使いでなければ全く相手にならないからだ。ましてやそれが、世界最高峰の攻撃魔法の使い手である『魔女』が相手ならば尚更だ。
魔法使いは距離を詰められると脆い。魔法を打つよりも剣を振り下ろす方がはるかに早いからだ。中には例外もいるが、基本的に魔法使いが相手ならば距離を詰めるのが定石だ。今回の試合はいかに早くドランがクーリアに近寄れるかが肝になってくる。だがそれはクーリアも分かっていることだ。来ると分かっている相手を馬鹿正直に待っているのは間抜けのすること。故に先手を取ったのはクーリアだった。
バチッと何かが弾けるような音が響き、ドランの動きが止まる。ドランが足元を見るとトラップが仕掛けられていた。
『おおっと⁉ ドラン選手の動きが止まった⁉ 一体何があったのでしょう!』
『これは、罠じゃな。風属性魔法の『雷縛り』じゃろうて。ただの足止め用の魔法じゃ』
『でもいつ魔法を仕掛けたんだい? 彼女は詠唱どころか魔法名すら唱えていないが』
『それが答えじゃよ。彼女は試合開始の合図と同時に『雷縛り』を無詠唱で足元に仕掛けてわざと真後ろに下がった。本来真っ直ぐに詰めてくる相手に対しては真っ直ぐ下がるなんて自殺行為じゃ。パーティの壁役である彼が相手なら尚更じゃな。彼の大盾をくらったら並の人間では簡単に意識を持っていかれる。魔法使いである彼女も同じことじゃ。故に普通は彼の武器である大盾側に回って死角を突くものじゃが、彼女はそれを分かっていながら真っ直ぐ下がった。来れるものなら来てみろとな』
『なるほど』
『ねえ、おじいちゃんに一つ聞いてもいい?』
ラナの疑問が解決したところで新たな声がアックスにかけられた。おじいちゃんと呼ばれたことが嬉しかったのだろう。孫を可愛がるような声を出して新たな声の主ーーミーナに声をかける。
『お、おお、なんじゃミーナ』
『舞台の上で怪我したらどうするの? 死んじゃったりしたらもう治らないの?』
『ほっほっほ。優しいなミーナは。だけど大丈夫じゃよ。舞台の上には魔法具によって展開された結界があってな。その結界内で怪我をしても結界の外に出れば無かったことになるというクレスお手製の魔法具じゃよ』
『そうなんだ・・・良かった』
『さあ、解説してるうちにも試合はどんどん進んでいきます! 流石Sランクといったところでしょうか! クーリア選手は無詠唱という高難易度テクニックをいとも容易くやってのけ、ドラン選手は一瞬動きが止まったものの直ぐに抜け出しました!』
ドランは自分の持つ大盾を地面に突き刺して『雷縛り』を弾き、前に詰めようとしたが一歩遅かった。クーリアにほんの一瞬でも時間を与えることは、それだけ攻撃の手数を揃えさせるということ。詰めようとしたドランの目に入ったのは、クーリアが持っていた杖を掲げながらドランを取り囲むかのように投影された大量の魔法陣の狙いを定める瞬間だった。
『なんですかこの大量の魔法陣は!? クーリア選手、無詠唱でこれだけの魔法陣を投影したというのでしょうか!?』
『その通りじゃな。普通これだけの魔法陣を投影するとしたら、それなりに魔力を必要とする筈じゃ。それなのに魔法陣を投影したということは・・・ラナ君分かるかの?』
『はい。恐らく彼女の狙いは短期決戦でしょう。この試合は長引けば長引く程クーリア選手の方が圧倒的に不利です。彼女は無尽蔵とも言える魔力量と超高効率の魔力消費による持久戦を得意としています。彼女が一番魔力消費の激しい魔法を使っても余裕で丸一日は持ち堪えることができる程に。ですがドラン選手にだけはそれは当て嵌らない。彼の大盾は魔法を弾く魔法具。持久戦など無意味です。彼に魔法で勝負を挑むのであれば、あの大盾が本領を発揮する前に、『要塞』とまで呼ばれた彼の真骨頂を見せる前に大盾の守備範囲外から当てるしかない。逆にドラン選手は彼女に近づくだけで勝負をほぼ決めることができるのですから、クーリア選手は彼が距離を詰める前に魔法を当てて倒すか場外に出すしかない。ですので彼女は大盾が起動されるよりも早く倒そうとしているのでしょう』
『そうじゃ。そして当然二人ともそのことは分かっておる。そこからどう動くのかが重要じゃな』
ラナの言う通りクーリアの狙いは短期決戦。だからこそ彼女は自らの魔力と技量にものをいわせ、大量の魔法陣を投影した。
「おいおい、冗談じゃないぞ。こんなのドラゴンと戦ったとき以来だろうが・・・! どんだけガチなんだよ・・・」
「どこまでもよドラン。私は勝ってあいつに聞きたいことがあるのよ。あなたもでしょう?」
「・・・」
「だから、ここで倒れなさい! 『槍の雨』!」
「うおおおお⁉ マジか! 死ぬ!」
「どうせ死んでも舞台から出れば無かったことになるわ。いっそ一回死んでおきなさい!」
クーリアの魔法陣から次々と槍が飛んでくる。しかもただの槍ではなく全基本属性の、殺傷力を高めた十字槍だ。本来ならばこの魔法は槍の形にしただけのものを一つの魔法陣から一つの属性のみで打ち出すというものだ。だが、クーリアは無詠唱で大量の魔法陣を投影し、イメージのみで打ち出される槍の形を変えた、ただただ確実に相手を殺す為だけの魔法。それがクーリアの『槍の雨』という魔法なのだ。
一分程魔法陣から十字槍を打ち出した後魔法陣は消失した。舞台上では土煙が蔓延してどうなっているか全く分からない。観戦している冒険者達はもう勝負がついたのかと思ったが、クーリアは未だに警戒を解かない。まるで、ドランが今の猛攻を凌ぐことを確信しているかのようだ。そしてその予感は間違っていなかった。
「やれやれ、試合が始まって早々にこいつを起動することになるとは。お前さん、かなり成長したな」
「あら、気付いていなかったなんてリーダー失格じゃなくて?」
「まあそうだな。確かに俺はリーダーなんて柄じゃねえしな。あいつみたいに誰もが自然に着いていきたいと思える程の人間性は持ち合わせてないんだ」
「・・・・・・」
「だが俺にも負けられない理由なんてもんができてな。だから、ここでこいつを使ってでも俺はお前さんに勝つよ」
「ふふ、負けられないのはお互い様ね。いいわ、仕切り直しと行きましょう。あなたの『要塞』に私の魔法が通るのか一度試してみたかったの」
土煙が晴れて姿を表したドランにクーリアは杖を向ける。そこにあったのは先程までと違い、大盾を構えたドランの周りが一部の隙もなく球状の透明な、僅かに白銀色に輝く壁に囲まれ、壁の周りの地面だけが抉れている光景。つまり先程のクーリアが放った『槍の雨』は全く効いていないということだった。
『なんということでしょう! クーリア選手の『槍の雨』が、ドラン選手の起動した大盾に止められました! まだ試合は始まったばかりだというのに、とても熱い展開です!』
『やはり起動したか。あの状態の彼に攻撃を当てることは至難の業じゃ。『魔女』といえどあの防御を突破するのは難しいじゃろう』
『難しい・・・ということはまだ希望はあるということでしょうか? 正直冒険者ではない私には突破する方法が思いつかないのですが』
『ラナさんは何か分かる?』
『ふむ。・・・ドラン選手の魔法具は任意のタイミングで発動できる起動型の魔法具。効果はあらゆる物理・魔法攻撃を一切通さない無敵の壁を自らを中心にして直径5メートルの球状に展開するというものです。一見無敵に見えるこの魔法具は三つのデメリットが存在します』
『デメリット、ですか?』
『ええ。一つは時間制限。あれが起動できる時間は3分間、そして次に発動するまでの時間は10分後と決まっています。このデメリットを含めても十分驚異ですがね。二つ目は攻撃のみを通さないということ』
『攻撃のみを?』
『あの障壁は球状に展開していると言いましたね? ならば地面にもあれは展開されているということも簡単に想像がつくと思います。つまり攻撃されていると認知されないものは障壁をすり抜けます。まあ、今は決闘中なのでほとんどの行動が攻撃になるのであまり見ることはないでしょうけどね』
『そうなんですか』
『最後の一つは?』
『最後は単純に強度が足りない』
『え?』
『強度ですか? でもあの障壁はあらゆる物理・魔法攻撃を防ぐんですよね?』
『その通りです』
『それなのに強度が足りないことなんてあるんですか?』
司会のミルカの言葉は尤もである。ドランの持つ魔法具――『白銀の腕』は一見すると無敵だ。初見の相手ならば確実に勝てるだろう。相手の攻撃は全て防がれ、ドランからの攻撃は通り抜けるのだからいずれは追い詰めることができるのだ。そんな障壁に強度が足りないと言われても納得いかないのは道理だろう。説明されても信じられないかもしれない。実際に目にしても腑に落ちないだろう。だがそれでもラナは『強度』が足りないと宣うのだ。
『強度が足りない、だと語弊があるかもしれませんがね。正確には防ぎきれない攻撃がある、或いは強度が追いつかないと言うべきでしょう』
『防ぎきれない攻撃、ですか・・・』
『例えば・・・ミーナ』
『なんですかラナさん?』
『君はあの障壁で空から降ってくる隕石を防ぐことができると思うかい?』
『ん〜何でも防ぐんでしょ? だったら防げるんじゃないかしら』
『では更に上から、ドラン選手からは見えない角度でもう一つ隕石が落ちて来たとしたら?』
『それは・・・』
『そう、無理なんだ。あの障壁にはあらゆる攻撃を防ぐ防御力はあれど、星を支えきれる程の耐久力はないんだ。おまけに障壁の外側で起きた隕石が落ちたことによる弊害は障壁では防げない。何故なら攻撃ではないから。それはただ二次災害というからね』
『ええとラナさん、つまり?』
『つまりそれだけの威力をもつ魔法を放てば、あの障壁にクーリア選手の攻撃は届きうるということだよ。まあ、三つのデメリットの内で一番最初のデメリットを突けば確実に攻撃は届くと思うがね』
そう。ラナの言う通りドランの大盾のデメリットを突けばクーリアの攻撃は届きうる。最初に攻撃したようにドランを取り囲むよう魔法陣を展開し、魔法を防がれないように同時に射出すれば確実に勝てるだろう。
だが、そのためには障壁を纏ったまま移動できるドランから3分間逃げ続けることが出来ればの話になってくる。攻撃が当たらない相手から、しかも直径5メートルに及ぶ範囲で展開している障壁から直径僅か20メートルしかない舞台上を逃げ続けることは至難の業だ。
「それじゃ、今度はこっちから行くぜ」
「ちっ! 面倒ね」
「おいおい。簡単に舌打ちなんかすんなって。リーダーに嫌われるぞ?」
「はぁ?! 何でリーダーが出てくんのよ?」
「は? 何言ってんだお前さん。お前さんらがリーダーのこと「『槍の雨』」うぉぉぉ!? 何しやがる!」
「相変わらずデリカシーのない男ね。早く死になさい!」
「本人の前でだけ態度が違えば誰でも気付くだろうに・・・。本人には気付かれてなかったが。寧ろ嫌われてると思われてたか」
ドランの言葉にクーリアの動きが止まった。そしてまるで錆びたロボットのような音を出しながら姿勢をただし、掲げていた杖を下ろしてドランの顔を見る。
「ちょっと。今なんて言ったのかしら」
「本人には気付かれてなかったが」
「その後よ。嫌われてると思われてた? 何でよ?」
「そりゃあ露骨に態度が周りと違えばなぁ。あれは確かに俺達も否定は出来なかったな」
「・・・・・・」
「あん? どうしたお前さん。顔が真っ青だぞ?」
「嫌われてる? そんな・・・そんなはずないのに・・・わ、私があなたを嫌うはずがないのに・・・・・・」
「・・・」
下を向いてブツブツと呟くクーリアの姿はドランどころか周りから見てもはっきり言ってかなり怖い。その隙をついてドランから攻撃しようとしたが、何故か動けない。そのときになって漸くドランは気付いた。下を向いているクーリアから先程までとは段違いの魔力が放出されていることに。ただ魔力を放出するだけでは攻撃とは見なされず、障壁をすり抜けていく。そして舞台上全てにクーリアの魔力がかなりの濃度で充満したときにクーリアは顔を上げた。
「『圧縮』」
「な!?」
充満していた魔力が全てドランの周りに圧縮された。ただ魔力で圧縮されたとしてもドランは動けていただろう。相手が『魔女』でなければ。
クーリアが放出していた魔力はかなりの量だ。それが全てドランを拘束する役割を果たしている。
その一言でドランは悟った。次の攻撃が『槍の雨』よりもかなり強力だということを。しかもそれは見覚えがある、なんてもんじゃない。かなり印象に残った魔法だ。その魔法が突破口になり、その魔法がなければ勝てなかったかもしれないとも思っている。それはかつて式人がドラゴン戦のときにも使った魔法。そしてドラゴン相手に初めてダメージを負わせた魔法。
「あのときに見たリーダーの魔法を見様見真似で使ったっていうのか・・・!」
そんなものを使われてはひとたまりもないとドランは内心舌打ちしながらクーリアとの距離を詰める。だけど届かない。ギチギチと、まるで空間が軋んでいるかのような音を出してドランの体を障壁ごとその場に留めようとしている。魔力に実体はないため気のせいかもしれないが、それでもこの圧力は、この圧倒的なプレッシャーは嘘ではない。そしてついにそれは発動された。
「『歪む空間』」
ドランの周りから、徐々に目に見える程空間が歪曲していくのが分かる。一体どういう原理なのかはドランには分からない。今分かっていることは即座に決着をつけないと自らの体が捻じ曲げられるということ。しかも最悪なことに、3分経ってしまった。
パキィィン、と何かが割れたような音を響かせて白銀色の障壁が消える。つまりそれはドランは今大盾を持っているだけの無防備になってしまったということだった。その上で器用に大盾を避けて捻じ曲げられる空間。最早勝ち目はないに等しいと誰もが思った。
――ドラン以外は。
「うぉぉぉおおおお!!」
鬼気迫る表情で叫び声を上げて一歩踏み出す。それだけでドランの足元に亀裂が走る。その亀裂は魔法の制御の為に立ち止まっているクーリアの足元まで伸びていく。それに気付きクーリアはドランから目を離してしまった。その隙にドランは大盾を引き戻そうとする。それでも捻じ曲がる空間にクーリアの魔力が重なり、微々たる距離しか大盾を戻せない。それでも諦める訳にはいかないと、気合いを込めて大盾を引き戻し――バシュッ! と魔法が弾かれる音がした。
魔法が弾かれたことに驚いたのか、或いは空間を捻じ曲げたことによって動けないはずのドランが自力で動いたことに驚いたのか、どちらにせよ今のクーリアは隙だらけで棒立ちになっている。
ドランが動き出して、漸く自体を把握してドランから距離をとろうとするが、その行動はあまりにも遅すぎた。もうドランはクーリアの目と鼻の先にいる。その距離ではドランがクーリアを弾き飛ばす方が明らかに早い。
「ぐっ! 『風爆弾』!」
弾き飛ばされたクーリアはそれでも抵抗を選び、自らの背後に魔法を発動し自分を巻き込みながらも爆発の影響で逆にドランに飛んで行く。
「なっ!?」
驚いたのはドランだ。弾き飛ばした相手が倍以上の速度で逆に飛んできたのだから。だがドランはパーティの壁役なのだ。驚いたのは飛んできたことに対してだけで、戦闘中に壁役として動いてるときに捌く敵の攻撃よりもはるかに遅い速度で飛んでくるクーリアにカウンターを合わせようと大盾を前に突き出す。だが――
ボンッッ! とドランの背後から爆発音が聞こえたと同時にドランは前に飛ばされた。突然予期せぬ場所からの魔法で体勢を崩し致命的な隙を晒したドランにクーリアは杖を向ける。
「『岩壁』!」
途端ドランの足元から物凄い速度で舞台がせり出してドランの顎に当たり、そのまま上空へと打ち上がる。打ち上げられたドランは体勢を整えようとするが、顎を強打された為軽い脳震盪を起こしてバランスが取れず上下の感覚すらなくなった。追い討ちをかけるかのように迫るクーリアの『風爆弾』によりドランは空中で跳ねるように動き回る。そしてクーリアはトドメを刺そうと巨大な十字槍を魔法で生み出した。
「『巨大槍』! くらいなさい!」
「がっ!」
空中で身動きが取れないドランに十字槍が迫る。大盾で弾こうとするが、巨大な魔法故に完全に弾くのに時間がかかる。バシュッ! と音を響かせて『巨大槍』は消えたが、その運動エネルギーまでは消せない。そしてドランはそのまま舞台の外まで弾き飛ばされた。
『し、試合終了〜! 勝者はクーリア・フィト二ーザム!』
試合終了の掛け声がかかり周りから歓声が響いた。
『『『『ウオオォォォォォォォォ‼‼‼』』』』
勝ったことに驚いたのかしばし呆然とした様子のクーリアは我に返るとそのままSランク冒険者の専用席へと戻る。そのときに一瞬だけ式人の方を見てから自分の席へと戻って行った。
『いや〜中々熱い戦いでしたね! 手に汗握りましたよ!』
『そうじゃの。どちらも互いに全力だったからの。どっちが勝ってもおかしくなかった。ドラン君の敗因があるとすればクーリア君に対して失言してしまったからじゃろう。あれがなければ分からんかったが・・・まあどちらにせよいい戦いじゃった』
『そうですね! 第一試合から熱い戦いが見れてこの先の試合も楽しみです! それとドラン選手は治療後に専用席へと戻ってくるとのことです! 結界内の怪我は消えますが、外に弾き飛ばされたときに壁にぶつかってますから念の為だそうです! 無事で良かったですね! それでは次の試合に移ります!第二試合の選手二人は舞台に降りて来てください!』
立ち上がるリラとスピカ。二人は互いに見合ったあと言葉なしに舞台へと別々に降りていく。そして舞台上についてまた互いに今度は強気で見合ってから、やはり言葉なく構える。二人は親友だ。寧ろ言葉などいらない。互いに言いたいことなど分かっている。
『準備が出来たようですね! それでは第二試合、開始!』
親友同士の譲れない戦いが始まった。
戦闘描写難しいですね・・・どうやって動かそうか考えてたらこんなに遅くなってしまって・・・後どうにもドランの盾の設定が固まらなくて・・・
次の話も遅くなると思います。ごめんなさい許して下さい。何でもはしません。
それでは次の話も読んでいただけたら幸いです。