28歳の魔法少女
少年から渡されたデバイスで変身した魔美は
「なっなにこれ」
変身した魔美は何が起こったかわからなかった今の自分の姿を見て
「これかわいい」と感想をもらした
「おい敵が迫ってるぞ」と教えられて、慌ててジャンプしてよけると
「すごーおおおおいよく飛んで・・・・えええーーとっ飛びすぎたぁぁぁ」
ほんの少しジャンプしただけで空高くとんでしまった
やっとの思いで着地したのだ
「はぁー怖かった」
怪物が着地の瞬間を狙って攻撃してきたそれに気づいた魔美はとっさに腕をクロスさせてガードした
「いったぁ・・・あれ?思ってたほど痛くないや」
そう言って怪物に思いっきり殴り 思った以上に怪物が吹っ飛んでいった
「すっごーーい」
まるで自分が自分でないようなそんな感覚だった
「(なんかクセになりそう)」
魔美は少年にこう尋ねる
「ねぇこれ武器か何かないの?」という問いに対し少年は
「まだねぇないずれ追加してやるよ」と答える ふと少年は魔美を見て
「(あいつ鼻毛が出てる)」その長さはおおよそ20センチくらいである
「ねぇほかに何かないの?エネルギー波が出るとかさ」
「自分がどんな技を使いたいか頭の中で想像してみろ」
「わかったやってみる」
頭で創造し始めてこれがいい これもいいどれにしようか迷い始めてしまった
なかなか決まらない事に少し腹を立てた少年が
「おいお前鼻毛が伸びて出てるぞ」「えぇええはっはなげぇぇぇぇぇ」
鼻毛と言ってしまったために鼻から毛のようなエネルギーを帯びた鞭状な物が出てきてしまった
「ちょうどいいそのままやってしまえ」「えええこんな気持ち悪い技でなんかいやよ」
「もう技を不発にすることも出来ねぇ」「ええい恥ずかしすぎるけどもうやけくそよぉぉぉぉ」
魔法のエネルギーをまとった鼻毛が敵を襲いダメージを与え怪人を大きく吹き飛ばしたのだ
トドメと言わんばかりに二本の鼻毛を手に持ち二つを重ね合わせてショットガンのような形になり
「こいつでトドメよ」
勢いよく撃ちだし怪人は風穴だらけになりさらに
「これもおまけよ」と言わんばかりに真っ二つに切り裂いたのである
怪人は「ぎぇえええええええええ」と言う悲鳴と共に消滅したのである
「ふぇ~疲れた~」
「おつかれさん初めてにしてはよくできたな」「もーあんたのせいで初めての技が鼻毛になっちゃったじゃないのよ~」
「いいんじゃね鼻毛を処理することを忘れたお前が悪いけどな」
「むぅ~」その言葉に魔美は言い返すことが出来なかった
なんとか変身を解除して帰路についた
「またあんなのと戦うとなると 体持つかな?」
「そのために俺がいるんだよ」「!!?」
「どういうこと」
「あいつらの野望を阻止するために俺は宇宙からやってきたんだ」
突然な事を言われて困惑するしかない魔美
「じゃああんな怪物と戦わなきゃいけないのぉぉそんなの嫌だぁぁぁぁああああ」
「まあこれも人生人生」
「私だって白馬の王子様にお姫様だっこされたい人生がいいのぉ~」
「お前普通の人間には絶対モテないな」
こうして謎の少年と変身ヒロインライフが始まるのだった
「こんなの人生は嫌~~~~」
次回の更新予定作品はアンサグです