あの事、、、。
コンコン
しばらくして メイドが迎えにきた。
「失礼します。ロイ様。ご夕食の準備ができ
ました。王様、王妃様 お待ちになっており
ます。」
私はとっさに鍵を隠した。
(佐藤くんにも聞いてみよう。何かわかるかもしれない。)
「えぇ、わかった、準備次第すぐに向かいます。」
準備ができ、夕食の前向かう。
扉を開けるとそこには大きいシャンデリアが
3個天井に飾られ、テーブルは長く
10人前ぐらいだろうか大量の豪華な料理が並
べられていた。
椅子も金箔に貼られていて、
王族の家紋みたいなのが彫られていた。
「どこ行っても豪華だなぁ」
私は独り言を呟いた。
メイドが椅子をひく。
「ロイ様はこちらへどうぞ。」
「どうも」
私は椅子に座った。
長いテーブルの先には、王様、王妃が座っていた。
「ロイ、たくさん食べてね!私いっぱい作りすぎたわ。嬉しくて。」
「ハハハ。そうだな。いっぱい作ってくれた
んだな。
ロイの為に、そしてリアティーナの為にな
僕は嬉しいよ。久しぶりの家族揃って夕食が
食べれることが。」
「ええ。あなた」
両親は嬉しいそうだった。
私もなんだか嬉しくなった。
そしてすぐにリアティーナがきた。
「遅れてしまってごめん。」
「いいのよ。さぁ、リアティーナも座って食べましょう。」
リアティーナが席につくなり
「では 祈ろう。神の祝福を、そして家族揃
って夕食が行えること。」
手を合わせ両親は祈った。
私と佐藤くんは目を合わせ両親と同じく祈った。
「さぁ、食べましょう!」
「いただきます。」と、2人は小声で言った。
「リアティーナ、ロイ 体の具合はどうだ?」
「あっ。僕は腕以外大丈夫です。」
「リアティーナはどうだい?」
ムシャムシャ。
「り、リアティーナ?」
「えぇ。あぁ。健康だよ!」
(ちょっと!?佐藤くん!下品な食べ方しないで!)
私は思わず目で合図を送った。
「しかし、この料理は美味しい!日本にはない料理だな!」
「にほん?」
(あっ。やばっ。)
「えーっと、久しぶりの料理でー美味しくってつい。手が止まらないなぁー。」
(もう!佐藤くん!!)
また目で合図を送った。
「あらあら。嬉しいわ。いっぱい食べて頂戴ね!
しかし リアティーナ。今日はよく食べるわね。」
「えーっと。久しぶりの家族で食事なのでね!」
「そうなの?嬉しいわ。ロイもたくさん食べてね。」
「は、はい。」
「ロイ、リアティーナ 本当無事でよかっ
た。これであの話が進める事ができるよ。」
(そうだ、あの話ってなんだろ)
「あの話ってなんでしょうか。王様 記憶が曖昧になっていて」
「、、、。あぁ。そうか。ロイの結婚の話だ。
もうすぐ17歳、もう成人だ。
この国の王となる年だ、まだこの国は小さい
から隣の国の王女とあるいは、
この国の政権下の国の王女と結婚する決まりだ。」
「け、結婚!?」
「あぁ、誕生日の日に」
「いつ頃ですか?」
「2ヶ月後ぐらいだ。1週間後には王女と会ってもらう。」
「えぇ!そんな急に!」
(私は驚いていた。あっちの世界では
恋愛もまともに経験してないのに。)
「結婚の話をする前の夕方ごろに雷に2人は
打たれて、それどころじゃなかったんだ。
ロイ 君はこの国を背負っていく人間だ。
国の為に頼むよ。」
私は驚いていた。こんなまだ、幼い子供が
国を背負っていくなんて…。
ふっと横を見ると小林は動揺しているように見えた。
それを見た俺は口を開いた。
「その王女とはどこの国にいるの?」
「我が国の政権下になった国だ。
隣の国ファイルーズ国の
【ライマ・クラネス】王女だ。」
「ライマ・クラネス、、。」
「似顔絵などはないのか?」
「ああ。あるぞ、持ってまいれ。」
王様がメイドに言った。
メイドが似顔絵が入った紙を持ってきて
ロイに手渡す。
「ロイ、この王女はとても美しいく、
品格漂う容姿だ。
王族の中でも1番美しい王女だと言われてい
る。まぁ、リアティーナの次だが。ハハハ」
王様は高笑いした。
「ハハハ 王様ってば、ご冗談を。」
(なんて親バカなんだ。この親父)
「さぁ、ロイ広げてみろ」
私は 包まれていた紙の紐を解いていく。
そこには、写真のように描かれた美女が書か
れていた。
「とても 綺麗な王女様ですね。ねぇ、おねぇ様」
俺は目を疑った、とても美しい女性
は、、、。




