一体、俺は、、、。
「はぁ。はあ。」
圭は目覚めた。
「悪夢だ。なんか変な夢見たな。」
冷や汗がすごい。
「リアティーナ様!お目覚めですか?!今 お医者様呼んで参ります!」
そう言ってメイド服を着た人が慌てて部屋を出る。
「リアティーナ???ってぇー。頭痛い。」
(ここは、、どこだ。)
そう考えていると
部屋にはゾロゾロと人がはいってくる。
白衣を着た人や
貴族のみたいな豪華なドレスを着た女の人や
着飾った男の人がはいってくる。
白衣を着た医者らしき人が圭の体を触りながら
「特に大丈夫そうだ。しかし本当良かった。お目覚めで。」
ドレスを着た女の人と男の人が近づいてきて
「リアティーナ。ほんと目覚めてよかったわ。心配したのよ。」
ドレスを着た女の人が涙ながらギュッと圭を抱きしめた。
「えっ? 誰?」とぼそっと呟く。
男の人が重たそうに口をひらく。
「リアティーナ。あの日の事は覚えてないのかい?
君とロイは一緒に雷に打たれて
庭で倒れていたところ発見されたんだ。
ロイは 君を庇ったんだろう。
左腕を怪我をしていたが、命に異常はなくただ、まだ意識は戻ってない。
君も1週間目覚めなかったんだ。
ほんとに心配したよ。」
といい圭の頭をなでる。
「リアティーナ、、、ロイ、、、?
俺は確か、、公園で、、わかんない。わかんない。夢なのか⁈現実なのか?!」
声を荒げ、女の人を軽く、突き飛ばした。
慌ててメイド服を着た女の人が
「リアティーナ様。起きたばっかりなので、少し混乱しているのですよね。さぁ、横になりましょう」
圭を横にさせた。
「まだ起きたばっかりなので、今日はゆっくり休ませましょう。また明日 詳しくみます。」
そう言って白衣を着た人は部屋を出た。
ドレスを着た女の人は涙ぐながら
「リアティーナ。もしかしたら、記憶は無くしてしまったの?大事な日が近いのに、、、でもいいわ。
体だけでも無事でほんとよかった。」
「さぁ。僕たちは部屋に戻ろう。リナティーナを休ませよう。」
と、女の人の肩を抱き寄せ、男の人は名残惜しそうな目で部屋を出て行った。
「リアティーナ様 それではゆっくりおやすみなさいませ。明日、またきます。」
そういうとメイド服を着た人も部屋を後にした。
「一体、なんだろう?俺は疲れているのか?」
(とりあえず寝よう。明日また診察してもらおう。しかし俺ってこんなに体軽かったけなー。)
プニッ
腕に何か柔らかい感触、、、、。
(胸が膨らんでいるだと、、、⁉︎)
慌てて服を脱ぐ。
(そこには柔らかいハリのある山は、、、、。)
「オーーマイパイ⁉︎⁉︎」
「えっ!?どういうことだ!?」
ベッドから飛び起きて、ベッド横に置いてあった手鏡で確認する。
「えええええ!女になっている!?」と叫んで
それを聞いて
慌ててメイド服を着た人が
部屋に入る。
「リアティーナ様!?? どうされました?」
(俺はどうやらこの世界に転生しまったようだ、、、。
しかも女に、、
前世の記憶を残したまま。
しかしこの顔どっかで見たようなきがするんだ
が、、、気のせいか。
そしてメイドに聞いた話だが、
すぐに心配して駆けつけてくれたのは両親で、
リアティーナさんは王族で一国の姫らしい。
俺は 一体 どうすればもどれるのか?)