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第六話 馬小屋

私たち家族は遠く離れた所にやってきた。


噂で聞いたんだけど、私たちが家を逃げた次の日、兵士たちが私の家にやってきたらしい。



私はお父さんに聞いてみる。

「お父さん、何があったの?私にも教えてよ」


「いや、モモコはまだ幼い。それにこれはお父さんの問題だ。何も心配することはないよ」


お父さんはぎこちない笑みを浮かべていた。



「そうよモモコ、お父さんのことなら心配はいらないわ。さあ早く寝ようね」


馬小屋の藁を布団を代わりに、眠りについた。




一週間がたち、馬小屋の生活にも慣れてきた。


そんなある日、私は山菜を採ってくると言って山へ向かった。


事実、山菜を採るのは一人で出かけるための口実であり、実際の目的はお父さんのことを調べるためである。



行きかう人に話を聞きながら一番近くの町にやってきた。


ここならなんかしらの情報を得られるかもしれない。



「とりあえずやってきたのはいいけど、どうやって調べるか・・・」


変に聞き歩くのもまずい。下手にボロが出る可能性があるからだ。



しばらく町を歩き回っていると、兵士たちが町にやってきた。


思わず私は身をひそめる。


「あっ!」

思わず声が漏れ出した。


兵士の先頭に、私たちが家を出るきっかけを作った例の訪問者がいたのだ。


彼は兵士に命令し、兵士らは手際よく町のいたるところに紙を張りだした。



そこには人相書きが描いてあった。


「えっ・・・!!」

私は人相書きを見て言葉を失った。


そこに描かれていたのは、紛れもないお父さんだった。


「謀反人 ジャンゴーラ 罪状 王様の命を狙った謀反を企てた罪で死刑」




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