表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/218

第五十三話 不吉な未来

次の日の夜も私はダムの屋敷に呼ばれた。


「次は俺の運勢を見てくれ」

「わかりました」


私は目を閉じて呪文を口ずさんだ後、奇声をあげて目を開けた。


そして私は震える演技をした。


「どうした?悪いのか?」

「悪いってもんじゃありません。恐ろしくて口にすらできません」


それを聞いたダムは少しのけぞった。


「恐れ入りますが、バラガンという人物をご存じで?」

「お前っ!その名前をどこで!?」

「やはり知っているようですね」

「バラガン様が関係あるのか?」


私は少し沈黙した。これで事の深刻さを演出する。


「いいから言え!バラガン様がどうしたのだ!」

恐怖と苛立ちからダムの口調が荒くなった。


「恐れながら申し上げます。あなたはバラガンという人物が放った刺客に殺されるでしょう。それも一年以内、いや三ヶ月以内です」

「なんだと・・・!?」


「理由は心当たりありますか?」

私はとぼけて訊いてみる。彼に心当たりがないわけない。


「あぁ、ある・・・」


ダムは今にも泣きそうな顔をしていた。


「どうやったら俺は死なずにすむんだ」

「それは私の言う通りにすれば大丈夫です」


「わかった」

ダムは頷いた。


これで私の計画はほぼ完成したも同然だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ