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第五十一話 ランピ

「これでランピも信じてくれるだろうか?」

マッドが訊いてきた。


「これはまだ始まりにすぎません。ここからしばらくは彼女を騙し続けます」



その次の日の夜も私はランピの前に現れた。


「出たわね。今日は一体なんのようなの?」

「今日は普段通りの道を行けば、いいことがその身に降りかかるでしょう」


私はそれだけをいって闇に消えた。



ランピがいつも通りの道順でダムの家に向かっていると、道端に酔い潰れたらしきマッドが座っていた。


「おいお姉ちゃん」

「えっ・・・私ですか?」

「なんだ、すごい可愛いじゃねぇか。これやるよ」


マッドは硬貨をランピに手渡す。


そしてマッドは去っていった。


「二日続けてあの巫女の言う通りになったわ」

ランピは巫女モモコのことを信じ始めていた。


「あとはいつダムに伝えてくれるかだけど・・・」


私はそれからもずっと巫女として毎晩ランピの元に現れた。





一週間後、ようやくその時が来た。


私がいつものようにランピの前に現れると彼女の方から話しかけてきた。


「実はあなたに会いたいとおっしゃっている方がいるんだけど」

「それは誰ですか?」


「私が毎晩通っている国司ダム様よ。私があなたのことを話したら凄く興味を持ったみたいなの」


私は笑みが溢れるのを堪える。


「わかりました。一度だけ会ってみましょう」


その晩、私はランピと二人でダムの屋敷へと向かった。




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