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第四十四話 依頼失敗

ギルドへ帰った私は、まず受付に行った。

「モモコです。今回の依頼は失敗しました」


それを聞いた受付嬢は鼻で笑った。

「では報酬はゼロです。流石にあなたにこの依頼は早すぎたのでは?」

「そうかもしれません」

嫌味には嫌味で返す。


そしてギルドを出る所でばったりとギルド長にあった。

「おお、モモコちゃん」

ギルド長は少しやせ細っていた。


「どうしたんですか?」

「それが、宝探しゲームに行ってきたんだが、宝を見つけることが出来なかったんだ」


そういえばそんな話あったな。


「それは残念です。それで結局ギルド長一人で行かれたんですか?」

「いや、私ともう一人ロゼというギルドの子と一緒に行ってきた」


「それでその彼女は一緒じゃないんですか?」

「それがだな、行方不明になったんだ」


行方不明?それほど宝探しゲームは危険なのか。


「それでモモコちゃんはどうしてここに?」

「はい、依頼の報告をしに」

「依頼はどうだったんだ?達成できたかい?」

「いえ、それが依頼主は密輸がばれて捕まりました」


それを聞いてギルド長は笑った。

「依頼主が罪を犯して報酬が貰えないのはよくあることだ。まあ気にするな」


「ギルド長は依頼を受ける時点で、彼女らが密輸を行っていたことは知っていたんですか?」


依頼の是非を決めるのはギルド長だ。ギルド長が認めた依頼のみが掲示板に貼られる。


「依頼主の事情など知ったことではない。私が見ているのは依頼内容と報酬額、それだけだ」


依頼主の事情は知ったことではないだと!?

この男、腐ってやがる。


「私、ギルド辞めます!!!」

地面に会員証を叩きつけて、私はギルドを後にした。



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