表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/218

第三十七話 ボア国

道中、やはり山賊らが出てきた。

そのたびに私が赤魔法で薙ぎ払う。


無詠唱は流石にまずいので適当に「ファイヤーボール!」と叫んでみる。


しかしこれが合っているのかどうかはわからない。


ちなみに白魔法も使えることは秘密である。



「モモコちゃんやるね!こんな出来の良い娘を持つなんて親はさぞかし幸せでしょうね」

行首がいった。


「両親は私が幼いころ役人に連れて行かれました」

「それはごめん。さぞ辛かっただろうに」


重い空気が流れる――。




その日の夜は野宿をした。

私が赤魔法で火をおこすととても喜んでもらえた。


これは、ライターを売ったら相当儲かるぞ。


まあ私に売る気は全然ないけど。



「ちなみに隣国へは何を売りに行くのですか?」

私は訊いてみた。


「私の商団は食べ物を扱っているから干し肉や野菜を売りに行くのよ。で、向こうの絹や織物を買ってそれをこっちで売るとこれがすごい儲かるの」

行首は親指と人差し指でわっかを作って見せた。



それから二日後、無事私たちは隣国へ着いた。

隣国の名前はボア国。



行首は知り合いの商人に話しかけた。

「すいません。バニラ国から来たものです」

「よく来てくれたね。さぁさぁ中に入って」

行首は垂れ幕の中へと入っていった。



私はというと、この国を出る三日後まで暇になった。


「さて、何をして時間を潰そうか・・・」


適当に町を散策していると、見たことのある男を見つけた。

「あれは確か、裏ギルドのマッドさん。でもどうして彼がここに・・・」


マッドとは以前、竜の肉の店を嗅ぎまわっていた裏ギルドの男だ。


あれから私が気になって調べたところ、名前がマッドということだけわかった。


「裏ギルドも依頼を受けてこの国に来ているみたいだけど、一体なんの依頼だろう」


私はマッドの後をつけることにした。






















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ