表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/218

第十三話 フル回転

その日の夜私はおばあちゃんの家に泊まった。


「田植えの依頼は終わったんじゃから、モモコちゃんは帰って良かったのに」

「いえそれはできません。私のせいで納める年貢米の量が二倍になったのに私だけ帰れません」


この問題は私が何とかして解決しなければならない。


一番手っ取り早い策は私があの国司を魔法で倒すことだ。


しかしそれでは、私のことがバラガンに知られてしまうだろう。それだけは避けたい。


「私が明日中になんとかお米を集めます。ですからおばあちゃんは何も心配しなくて大丈夫ですよ」


そういって私たちは眠りについた。




次の日、私は一人市場に来ていた。目的はお米だ。


けれどどれも値段が高く、自分のお金では買えないほどだった。


「さて、どうやってお米を集めようか・・・」

私は前世の知識をフル回転させる。


作戦その一

国司の蔵から米を盗んできてそれを年貢米として納める。

→結局米が盗まれているので、納めたとしてもすぐに催促が来る。


作戦その二

俵の中身の半分を砂利にして誤魔化す

→その場で確認されたら終わり。


作戦その三

やっぱり今日中に米をなんとか集める。

→うん。無理だよね。




いろいろ考えているうちに、ふと頭に一つのアイデアが浮かんだ。


「そもそも米を集めなくてもいいのでは」


そして私は走り出した。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ