転校生と事件
タイトルのとおりの内容です
~生徒会選挙の翌日~
昨日の盛り上がりがうそのようにいつも通りの朝だった。
「HRはじめるぞ~」
ほんとにいつもどおり・・・・になるはずだった。
「今日は転校生を紹介します。入って来い。」
転校生が入ってきた瞬間カミトを除いたクラスの全員が息を呑んだ。
なぜなら金髪碧眼の美少女が入ってきたからだ。
「シルヴィア・ランドールです。皆さんよろしくお願いします。」
「ほら、おまえら拍手。」
呆然としていたクラスメートが次々に拍手をした。
そんな中カミトは別の理由で呆然としていた・・・
なぜならその転校生がこの前出会ったあの子だったからだ。
そしてシルヴィアと目が合ってしまった・・・
次の瞬間シルヴィアが怒鳴った。
「あっ、あんたこの前の!!」
「ん?何だカミト、シルヴィアと知り合いだったのか。」
「ちょうどいいシルヴィアお前の席はカミトの隣だ。それとカミトお前がシルヴィアにこの学園案内してやれ」
「はぁ!?何で俺が!?」
「先生私もあんなのと一緒は嫌です!!」
「(あんなのってさすがに傷つくぞ)」
「はいはい、文句言わない。もう決めたことだから。」
「ちなみに今日の1、2時限目は自習だからその間に案内しとけよ~」
「三時限目は集会だから直接体育館にこいよ~」
そういって教室から出て行ってしまった。
「はぁ、何でこんなことに・・・」
「それはこっちのせりふよ」
『まぁまぁ、シルヴィ、うだうだいってもしょうがないんだから案内してもらいましょうよう』
アルティが出てきてシルヴィアをなだめている。
「はぁ、わかったわよアルティ。ほらさっさと案内しなさいよ」
偉そうだが逆らうと面倒なのでなにも言わなかった。
「そういえばあんたの名前カミトっていうのね」
「あぁ、四季神人だ」
「改めて自己紹介しておくわ私の名前はシルヴィア・ランドールよ」
しばらく学園を案内していたが沈黙がきつい・・・
シルヴィアは俺のことを嫌っているのがひしひしと伝わってくる。しかし会話をしてないとさすがに気まずい
「そういえばシルヴィア日本語ずいぶんと上手いな」
少しでも会話が生まれればと思っての苦し紛れの質問だ。
「生まれも育ちも日本だからよ」
ぶっきらぼうな返事・・・
会話が終わってしまった・・・
気まずくて泣きそうだ・・・
しかもさっきからアルティがそんな俺を見て笑いをこらええてる姿がむかつく・・・
「カミト」
「んぁ?」
まさかシルヴィアのほうから話しかけてくるとは思っていなかったため間抜けな返事が出てしまった。
「さっきからあんたの契約精霊が見えないけどどこにいるの?」
「あぁ、そのことか。俺には契約精霊がいないんだ。」
「そうなんだ・・・」
シルヴィアは聞いてはいけないことを聞いてしまったと思ったのか目が泳いでいる。
「慣れてるから気すんなって」
シルヴィアを気遣って軽いノリで言った。
その後も気まずい雰囲気のまま歩き続けていると犬のようなものが走ってきた。
目を凝らしてみるとそれは魔物だった。
その魔物はところどころが腐って不気味だった。
「なんで学園内に魔物が!?」
カミトがあわてているのに対してシルヴィアは冷静だった。
「アルティいくよ!!」
『了解!!』
そういうとシルヴィアとアルティが融合した。
「ホーリーブレス!!」
次の瞬間光が放たれた。
どうやらアルティの能力は光の属性の魔法化のようだ。しかし威力が半端ではない。
魔法を食らった魔物は跡形もなく消え去った。
「なんて威力だよ・・・」
「ふふふ、これが私の実力よ」
シルヴィアはかなり得意げだ。
しかし、いきなりシルヴィアが倒れた。
「どっ、どうしたんだ!!」
シルヴィアの後ろにさっき消し飛んだ魔物と同じ魔物がいた。
どうやら不意をつかれてしまったらしい。
シルヴィアは気絶してしまっている。
自分では魔物を倒すはおろか追い払うこともできない。
しかし、シルヴィアを置いて逃げることもできない。
「絶対絶命だな・・・」
魔物がカミトをめがけて襲い掛かってきた。
後ろにはシルヴィアがいるためよけることができなかった。
カミトはとっさに左腕でガードしたが吹き飛ばされてしまう。しかも左腕からは血が流れている。
「ぐっ、どうしたらいいんだ」
「(考えろ、考えろ俺、なんかあるはずだ・・・)」
すると頭の中に声が響いた
《力がほしいか?》
「(なんだ今のは?)」
《力がほしいか?》
今度ははっきりと聞こえた
「何かは知らねぇが力が必要なんだ」
《よかろう。ただし最低限の力だけだ。この力をどう使いどう変えるかは前しだいだ》
次の瞬間カミトの周りに光の粒子が現れ形をつくっていく。やがて光は剣の形となった。
その剣は何の飾り気のないとてもシンプルな剣だった。
「剣?を使えってことか?」
魔物は追い討ちをかけようと構えている。
「迷ってる暇は無いか!」
カミトは剣を構え魔物に切りかかった。
何とか魔物の攻撃をいなし、隙のできた魔物の首を切った。
腐っているためか一撃で切り裂くことができた。剣を通して肉を切る嫌な感覚が伝わってくる。
魔物はその場で倒れて動かなくなった。
「何とか勝てたか」
カミトの持っていた剣が光の粒子となって消えた。
「(いったいあの声と剣はなんだったんだ?)」
「そうだ!シルヴィア大丈夫か!?」
目だった外傷も無くどうやら気絶しているだけのようだ。
「よかった」
安心して気を抜いた瞬間だった。
魔物の首が動き出し飛びかかってきたのだ。
気を抜いていたため反応ができず、やられると思った。その瞬間魔物の首を真紅の槍が貫いた。
「大丈夫か二人とも!?」
レベッカが走りながら聞いてきた。
「レベッカさんナイス・・タイミングで・・す・・・」
カミトは気絶した・・・
戦闘短い上に下手ですいません




