保健室で
学園生活が始まるまでもう少しかかります。
目が覚めると保健室にいた。
「(なんで俺保健室にいるんだ?)」
「(確かあの女の子に殴られて・・・)」
カミトは自分が気絶していたことに気づいたが、なぜ保健室にいるかはわからなかった。
起き上がって周りを見るといすに座って寝ている女性がいた。
カミトが声をかけようとしたら女性が起きた。
その女性は燃えるような赤い髪にエメラルドグリーンの目をしたどこか落ち着いた雰囲気の女性だった。
あの女の子が可憐ならこの女性は美麗だとカミトは思った。
「やっと目が覚めたかカミト。なかなか起きないから心配したぞ」
その女性はカミトに近づいてきた。
なぜ自分の名前を知っているのか不思議に思ったが、状況から察するに自分をここまで運んできてくれたのはこの人だろう。
「ありがとうございます。ここまでつれてきてくれて。」
「何だそんなことか。礼ならルージュに言ってくれ。ルージュが気づかなかったら私は気がつけなかった」
そういうと女性の後ろから精霊が出てきた。おそらく彼女の契約精霊だろう。彼女に似た容姿で赤い羽根がはえている。
『ルージュといいます。よろしく』
「こちらこそよろしく。それにありがとな見つけてくれて」
「ところで体は大丈夫かカミト?」
女性が聞いてきた。
「はい、おかげさまでなんともありません。」
「ところであなたは誰ですか?何で俺の名前を知ってるんですか?」
「おっと、自己紹介がまだっだたな。私は二年生の九条レベッカだ。この学園の生徒会長をしている。」
「キミの名前を知っていた理由だが、君は精霊がいないということであるすじでは意味有名人だからな」
「そうなんですか・・・」
カミトにとってはあまりうれしくは無い話だ。
「まぁ、私が君を知っていたのはそれだけではないんだけどな・・・」
レベッカはとても小さな声でつぶやいたためカミトには聞こえていなかった。
「ところでカミト今日は休みなのになんで登校してるんだ?」
「えっ!今日休みなんですか?」
「連絡はいってないのか?」
「まったくありません」
どうやら連絡するときにに手違いがあり連絡が来なかったらしい。
「運悪いなぁ俺・・・」
ふと疑問が浮かぶ。
「じゃあ会長はなんでここに?」
「レベッカでいい」
「えっ?」
「会長では堅苦しいからレベッカと呼んでくれ」
「わっ、わかりましたレベッカさん」
「私が学園にいるのはちょっとした用事があったからだ」
「そうなんですか」
カミトはベッドから降りた。
「休みってわかったんで今日は帰ります。ありがとうございましたレベッカさん、ルージュ」
「気をつけて帰れよカミト」
『お気をつけて』
二人に挨拶をしてカミトは家へと帰った。
カミトが帰った後保健室ではレベッカとルージュは話していた。
「やっぱりカミトをどうにかして生徒会に入れたいものだ」
『職権乱用もほどほどに』
こんな会話があったことをカミトは知るよしも無かった・・・。
がんばって学園生活を書いてみたいと思います。




