デジャブ?
主人公の容姿が思いつかない。
似たような文章もありますが気にしないでください。
「おかしい」
学園に着いたカミトは違和感を覚えた。なぜなら人がいないからだ。
カミトは他の生徒よりは早く登校しているがまったく人がいないというのは初めてだ。
「(前にも似たようなことがあったような無かったような)」
そんなことを考えているとどこからか猫の声が聞こえてきた。
声がしたほうを見ると木の上に子猫と女の子がいた。
足元まで届きそうな綺麗な金髪、そして吸い込まれるような青い瞳の女の子だった。
カミトはその女の子に見とれ無意識のうちに。
「綺麗だ・・・」
とつぶやいていた。
「もうちょい」
そういいながら彼女は猫に手を伸ばしている。
どうやら子猫を助けようとしているらしい。
しかし子猫はあくびをして身軽に木から下りていった。
彼女は呆然としていて動かない。
そのままにしておくわけにもいかずカミトが声をかけようとした瞬間突風が吹いた。
「きゃ!」と小さな悲鳴を上げて女の子が落ちた。
「やば!!」
カミトは急いで駆け寄った。女の子が上っていた木はかなりの高さのため落ちたら大怪我をしてしまう。
「間に合えぇぇ!!」
何とか間に合い女の子を受け止められたが落下で予想以上に勢いがついていたため、カミトはたたきつけられるように倒れた。
カミトはたたきつけられた衝撃で少しの間気絶していた。意識が戻っても背中に走る鈍い痛みで目も開けることができなかった。
「(背中いてぇ、いったいどうなったんだ?)」
「(さっきから口と体にやわらかいものが当たってるけどいったい何なんだ?)」
痛みも引いてきて目を開けるとカミトは固まった。なぜなら目の前に先ほどの女の子がいたのだ。
女の子は子気絶していた、おそらく落ちているときに気絶してしまったのだろう。
問題はカミトと女の子が密着している上に唇と唇が触れている、つまりキスした状態だったのだ。
「(おっ、落ち着け俺。この子が目を覚ます前に何とかしないと)」
カミトが女の子をどかそうとした瞬間女の子が目を覚ました。
彼女は一瞬自分の状況がわからずに固まっていいたが、すぐに顔を真っ赤にし飛びのいた。
「あっ、あんた人が気絶してる間に何してくれてんのよ!!」
「この変態変態変態変態変態ぃぃ!!」
女の子はまるで噛み付きそうな勢いで叫んでいる。
「お前助けてもらった相手にそこまで言うか?」
「何が助けたよ!この変態!!」
女の子は聞く耳を持たない。
どうやって説得しようかと考えていると聞きなれない声が聞こえてきた。
『その人が言ってることは本当よシルヴィ』
どうやら声の主はシルヴィと呼ばれた女の子の契約精霊のようだ。
「でもアルティ」
どうやら彼女の契約精霊はアルティというらしく、彼女に似た容姿をしていて羽がはえていた。
『でもじゃないの。あなた彼がいなかったら大怪我してたわよ』
「う~。わかったわよ~。」
「助けてくれたことには感謝するわ。」
「いや、怪我が無くて何よりだよ」
カミトは誤解が解けて安心していた。
「でも!」
「あんたが私のファッ、ファーストキスを奪ったことは変わらないわ。いったいどうしてくれるのよ!!」
どうしようもない。これがカミトの本音だがこんなことを言ったら間違いなく彼女は怒るだろう。
カミトは必死に言い訳を考えた。
「わざとじゃないし、倒れた拍子にああなっちゃたんだから仕方ないだろ。それに俺も初めてだったんだからおあいこだろ」
「おあいこですって!」
プチンと何かが切れる音が聞こえた。どうやらカミトは彼女の逆鱗に触れてしまったらしい。
「女の子のファーストキスを男のと一緒にするなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
カミトは思いっきり殴られ、また気絶した。
「ふん!」とそっぽをむいて歩いていった。
『おに~さんごめんね~』
と言いアルティは彼女の後についていった。
駄文ですが感想いただけるとうれしいです。




