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精霊の守護騎士  作者: ガク
第一章
14/29

まどろみ

ぼちぼち更新中

朝ゆっくりと目が覚める。

まだ半分は眠っている。

俺はこの時間が好きだ・・・

幸せを感じるといっても過言ではない。


そして横にはあたたかくやわらかいものがある・・・

時折「ふにゅぅ」などと聞こえてくるのも耳に心地いい・・・


この抱き枕はとても心地いい・・・



抱き枕?


俺は抱き枕なんて持ってないし、仮に抱き枕だとしても「ふにゅぅ」なんていわないだろ。


「(いったい何なんだ?)」


この幸せな時間を放棄するのは名残惜しいが、抱き枕?の正体も気になる。

ゆっくりと目を開けると、そこにはクレアが寝ていた。


「・・・・・・・・」


しばらく状況がわからず固まっていた。


「何でクレアが俺の横で寝てんだ!?」


おそらく夜中に寝ぼけて入り込んだのだろう。


クレアはいまだに気持ちよさそうに寝息を立てている。

するとクレアが寝返りをうった。サイズが合っていないため、寝返りをうったときに服が少しはだけてしまった。


なんというかとても艶かしい光景だった・・・

紳士ならば目をそらすべきなのだが、幸運なこ・・・もとい残念なことに寝起きの俺は紳士ではない。


誰に対してかわからない言い訳をし


「(もう少し見ててもいいよな・・・)」


クレアから目が離せなかった。


そうしているとクレアが目を覚ました。

そして自分の今の状況を理解し


「あんた、あたしが寝てる間に何してんのよ!!」


「何もしてねぇよ!!」

「お前が勝手に俺の布団に入ってたんだろ!!」


「うるさぁい!そうだとしても何であたしの服があんなにはだけてるのよ!!」

「それにあんた見たでしょ!!」


真っ赤になりながら怒っている。

寝起きだらかなのか、怒っているからなのかはわからないが羽が出ている。

そして羽と一緒に怒りのオーラも・・・


「それは・・・」


実際に見てたので口ごもってしまう。


「いっぺん死んでこい!!!」


言い訳をする間もなく全力でぶたれた・・・

どうでもいいが、クレアは羽が出ているときのほうが力が強いようだ。












顔に痛みを感じつつ、朝食を食べ終え準備をする。


「今日も学校だから家で留守番しててくれ。飯は冷蔵庫に入ってるから温めて食べてくれ。」


「あたしも学校に連れて行きなさいよ!」


「無茶言うなよ。お前服無いんだから・・・」

「帰りにお土産でも買ってきてやるから、今日は我慢してくれ」


「む~。わかったわよ」


何とか納得してくれたようだ。



「それじゃぁ行ってくるよ」


「行ってらっしゃい」


カミトは誰かに「行ってらっしゃい」といってもらえる喜びを感じながら学園へ向かった。

テスト近いのに勉強してない・・・

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