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「この人はどんな作品を読んでいるんだろう」と興味があって調べてみたら、信じられない作品名が出てくることもあるんですよ

作者: 一布

※本作には下ネタがいっぱいです。

 苦手な方は注意して下さい。


 皆様。

 この「なろう」にて、お気に入りの作家さんはいますか?

 

「この人の作品は全部読んでおきたい!」と思う作者さんはいますか?


 数え切れないほどの作品と数え切れないほどの作者さんがいる、この小説家になろう。


 当然ながら、知れれざる名作や名作家さんがいっぱいいると思います。

 

 お気に入りの作家さんの作品を一通り読み、全て期待通りだったり、一部想定外であったり。


 そんなふうにお気に入りの作家さんの作品を読み尽くしたら、ふと気になったりしませんか?


「この人、どんな作品を読んでいるんだろう?」

「何か、影響を受けた作品とかあるのかな?」

「やっぱり、似た作風の作品が好きなのかな?」

「それとも、真逆の作品が好きなのかな?」


 「なろう」には、作者さんのページにアクセスすると、「評価をつけた作品」や「レビューした作品」というタブがあります。ブックマークとは異なり、非公開にできないメニューです。


 つまり、この二つの項目を見れば、その作者さんが読んだ作品を知ることができるんです。


 ところで。


 本エッセイの作者である一布は、最近手術を受けたのですが。

 それが、チンチンの手術なんですね。

 チンチンからの異物摘出手術です。


 といっても、意図的に自分からチンチンに異物を入れたわけではありません。

 原因不明ですが、いつの間にか異物が混入していたんです。


 んで、その出来事や手術までの内容をエッセイにしたのですが。

 そのタイトルとURLがこちら↓


『チンチンを切った話』

 https://ncode.syosetu.com/n3590kz/


 現時点で、本エッセイを評価してくれた方が10名ほどいらっしゃいます。

 本エッセイを評価して下さった方の「評価した作品」には、作品名が明記されるわけです。


「チンチンを切った話」


 この10名の方の中には、当然、ご自身の作品を投稿している方もいらっしゃるでしょう。


 その作風はどんなものなのか。

 固定のファンがついているのか。


 もし、「チンチンを切った話」を評価して下った方の作風が、ほんわか系であったり、温かいハッピーエンド系であったり、もしくはシリアスで真面目で心に響くものあったとして。


 「チンチンを切った話」を評価して下さった方にも、一定数のファンいらっしゃると思います。

 そのファンが、「チンチンを切った話」を評価して下さった方の「評価した作品」を見たとき。


 ファンの方は、何を思うのでしょうか。


 とりあえず、まずは自分の目を疑うでしょう。目を擦り、もう一度画面を見直すでしょう。でも、目の前には、間違いなく「チンチンを切った話」と表示されている。


 ファンの方は、一旦画面から目を逸らします。そして考えます。見間違いだ、と。たぶん、「チンスコウ」や「チンアナゴ」、あるいは「チンチラ」や「チンピラ」と見間違えたのだ、と。


 ファンの方は、自分を恥ずかしく思うのです。この作者さんが読んでいる作品を、チンチンと見間違うなんて。自分はなんてエッチな奴なんだろう。そんな下心があって調べたわけじゃないのに。この作者さんは、チンチンのことなんて考えているはずないのに。


 そう。

 チンチンだなんて!

 チンチンだなんて!!


 こうして「チンチンを切った話」を評価して下さった方のファンは、今一度、自分が開いたページを見直します。


 しかし。

 そこにあるのは、間違いなく「チンチンを切った話」なわけです。

 紛うことなく、見間違いなどではなく、明らかに、確実に「チンチン」なわけです。


 ……ただ、ね。

 一布はひとつ言いたいわけです。


 読む話と人格は、まったく別物なんです。


 美しくプラトニックな純愛物語を読む方の思考が、必ずしもプラトニックとは限らないのです。

 反対に、グッチャグチャなエロを読む方の思考が、必ずしもドロッドロのエロとは限らないのです。


 ちなみに一布は、「男の人が苦手」とかヌカしながら奔放な性生活を送っている女性に出会ったことがあります。

 また、誠実で甘い言葉を吐きながら複数の女性と同時進行で関係を持ってるクソ野郎にも遭遇したことがあります。


 作者と作品も同じです。


 本人の思考が書く作品だとして。口から出る言葉が読んだ作品だとして。


 書く作品が作者を表す鏡だとすれば、読む作品には、作者自身が自分にないものを求めている可能性もあるのです。


 なので、作者さんがどんなエロな作品を読んでいても、作品名に「チンチン」なんて伏せ字なしの名称が出ている作品を読んでいても、なんなら「○○○」とか「▽▽▽」とか「■■■」とか、とてもじゃないけど伏せ字じゃなきゃ書けないことを伏せ字なしで書いている作品を読んでいようとも、その作者さんが変態とは限らないのです。


 なので、自分の好きな作者さんが変態丸出しの作品を読んでいたとしても、「え? この人って変態だったの?」なんて思わないで下さい。


 きっと、あなたの好きな作者さんは、自分にないものを必死に求めて、自分の殻を破りたくて、作品名に「チンチン」なんて伏せ字なしの名称が書かれた作品を読んでいるのです。


 たぶんそうです!

 きっとそうです!

 チンチンが好きだから読んでるわけじゃないはずです!


 なので。


「評価した作品」や「レビューした作品」に「チンチン」などという文言を見つけても、生温かい目で見ておきましょう。


 ちなみに、補足ですが。


 こんな「チンチン」を連呼するエッセイを書いている一布ですが、10万文字以上の長編はすべて超シリアスです。いや、マジで。


 結論。

「チンチン」と出てる作品を読んでいるからって、その人がチンチン好きとは限らない。

「チンチン」を連呼する作者だって、真面目な話を書く。


 おしまい。


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― 新着の感想 ―
「エッセイにしていいよ」と許可は与えましたけどね。 評価は入れると約束してませんからね! だって評価したら、私の「評価した作品一覧」に載っちゃうから! こないだ真面目なエッセイでエッセイジャンル一位…
ちょっと繰り返しですが、匿名性の高いネットの場であっても、なかなかリアル(事実)のことを語るのは勇気がいることだと思うのですが、ましてや有史以前から隠してきたチンチンのことを惜しげもなく(?)語る一布…
元のエッセイと合わせて読んでしまいました。コミカルで面白かったです。 大事なところですし、お大事になさってください! しかして作品と作者は切り離して読むようにしてます。好きな作家が何読んでても微笑ま…
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