上級から最上級
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
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名前:アレン
Lv:56
HP:86
MP:142
SP:187
スタミナ:487
満腹度:10000
STR:3
VIT:2+15
INT:31
RES:18
DEX:9+80
AGI:41+80
LUC:61
スキルツリー:0
『花の妖精』 14450
マジックバッグ
・容量拡大Lv122
花育成
・色彩操作Lv90
・異形操作Lv100
・糖度操作Lv50
『ステータスアップ』 0
『高等氷属性魔法』 20
アイスボールLv1
『豪運』 0
『中等斥候』 0
『暴食』 8010
・胃袋拡張Lv100
・消化吸収Lv100
・食欲増進Lv100
・カロリーから経験値Lv100
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レベルが上がって、色彩操作も上げ始めて、この瞬間。上級が最上級に進化した。色彩180、変異度150、異形度150で最上級へと進化したのだ。これで残るは伝説級と幻級である。……ここからは、また最上級と超級の掛け合わせになるんだろうとは思う。それも何度も実験をしているんだけど、まだ進化には至っていない。という事は、まだ色彩操作のレベルが足りないと言う事である。まだ足りない。多分だけど、色彩190が必要なんだろうとは思う。そうなってくると、配分的に変異度と異形度も190必要になってくるんだろう。後2レベル上がればいい。そう言う事だと思うからな。
「そろそろ伝説級に届くんだよ。いやー、思ったよりも時間がかかっているなとは思うんだけど、長かった。伝説級からは花の掛け合わせも考えないといけないからな。花の掛け合わせって出来るんだよね?」
「出来るよ。色んな組み合わせがあるけど、赤色と青色で紫色、青色と黄色で緑色、黄色と赤色で橙色、白色と黒色で灰色。これが基本の組み合わせになるかな。そこから、紫色と黄色で黒色、緑色と赤色で黒色、橙色と青色で黒色を作るんだよ。で、紫色で黒色になったものと、緑色で黒色になったもので更に黒色、橙色で黒色になったものと、灰色で黒色。で、その黒色と黒色を掛け合わせると、虹色になるんだよね。それが基本の掛け合わせって訳」
「ちょっと、ちょっと待って。メモを取らせて」
えっと? なんだって? 色んな組み合わせがあるけど、じゃないよ。答えじゃないか。三原色を組み合わせて黒色にして、灰色と合わせて4種類で虹色にする? 紫色と緑色、橙色と灰色の組み合わせで? それで虹色。こんな答えを言っても良いのかね?
「答えを言っても良いのか?」
「いいというか、試せば誰でも出来るからね。因みに虹色はHP、MP、SP、スタミナを回復するポーションになるからね。まあこれは中級までなんだけど。上級以上は知らないからね。別の花になってもおかしくないんじゃないかな。多分だけど。だって、転生の時に薬を使ったって言ってたでしょ? あれの薬の作り方というか、その為の花って中級以下では見つからないんだよね。もしかしたら上級以上にあるんじゃないかって言われているけど、そもそも転生をしようって思う人の方が珍しいからね。殆ど使わないんじゃないかな。使うとすれば、兵士になる人とか、王族だよね。それ以外の人は使わないんじゃない? 使っても来訪者くらいなんじゃないかな?」
「えー。花の組み合わせって秘伝とかじゃないのか?」
「だって、品質も関係なく、色彩とかも関係ないからね。掛け合わせれば誰でも作れるんだよ。その組み合わせを試すのだって、大体10日もあれば終わるからさ。別に話したらいけない内容とかでもないとは思うよ。まあ、面倒だから組み合わせの花を作る人は珍しいとは思うけどね。そもそも虹色にしたところでなんだよねえ。回復量は4分の1になるから、余り意味がないって言うか。全部を回復したいって時にしか需要が無いし。それで、黒色になったら組み合わせ次第で状態異常の薬になるんだけど、毒以外ってあんまり使わないんだよね。組み合わせで言うと、灰色が万能薬になるからさ。何かしらの特化型の魔物が居ない限り使わないんだよ。大体は毒と万能薬で何とかなるからさ」
「あー。そんな感じなんだな。じゃあ、品質とか関係なく花の色が変わるんだ?」
「そうだよ? 品質はあくまでも回復量の目安にしかならないし、掛け合わせた花を育てる人ってそこまで居ないかな。居ない訳じゃないけど、珍しいんじゃない? 僕も基本色の5種類と、万能薬の灰色しか作ってないしね。知識では知っているけど、作る必要は無いんじゃないかな。一応ワールドクエストが始まったら、種は持っているから育てるけどさ。普段使いはするものじゃないしね」
「うーん。それでも必要と言えば必要なのか。……来訪者用に作っておいた方がいいんだろうけど、幻級にしてからでも遅くはないって感じになりそうだよなあ」
「遅くはないだろうね。そもそも僕だって中級しか作ってないし。それ以下ので作っても無意味でしょ。スタックに合わせてポーションを選ぶくらいなら、始めから最高なのをかけておけばいいんだからさ。選んでいる時間の方が勿体ないよね。特に石化なんて迷っているまえにポーションをかけないと死んじゃうよ? それだけ危険な状態異常だからね。石化って。まあ、来訪者には関係ないのかもしれないけど。死んでも戻ってくるんだし」
「いや、石化は怖いんじゃないかな。でも、石化だからって、石化のポーションを選ぶよりは、万能薬を選んだ方が賢いって事になるのか?」
「そう言う事。特段の理由が無ければ、万能薬で十分だよね。選んでいる内に効果が出てくるからさ。判断が早いか、そもそもその状態異常しか使って来ないかの状況じゃないと使わないでしょ」
まあ、確かに。万能薬でいいなら、それで十分だもんな。特化型の魔物が居るなら、それに対応する物を選べばいいんだろうけど、複数の状態異常を使い分けてくる相手なら万能薬でいいよねってなるのは当然の事ではあるか。品質が良ければ、等級が高ければ、回復量は上がるんだし、まあ、そうなるよな。万能薬が本当に万能薬として機能するんだな。
「でも、王家の秘密に入り込みそうなんだけど、それは良いのか?」
「上級が手に入ったんだから今更じゃない? 普通は上級を手に入れるのが難しいんだよ? 僕もどうやって上級を手に入れるのかは知らないし。知って消されても嫌だから教えて欲しくも無いけどね。まあ、個人で研究する人も居るんだろうけど、来訪者じゃなければ何かしらの対処をしてくるんじゃないかな。詳しい事は知らないけどね。記憶を消す薬なんて無いだろうし、そもそも全部の記憶をなくすって事しか出来ないだろうしね。犯罪者の転生でもそんなのは使わないんだし、あるなら使っているよねって話でさ。無いから使えないんでしょ。あったら既に使っているとは思うよ。犯罪者の記憶を消せれば、真っ当な人になるかもしれないんだし」
「まあ、そうか。結局は組み合わせでしか無かったけどな。王家も知ったからって消すとは思わないけど。まあでも、知らない方がいい事もあるよな」
知ってしまったか。じゃあ死ねって言われても困るだろうしな。来訪者は殺しても死なないから何も言えないんだろうけど。まあ、作ったからってなんだって話でしかない訳ではある。犯罪者が使わなければまだマシって感じかな。犯罪者の手に渡って、栽培される方が面倒だとは思うけど。畑で作っても問題ないとは思うんだよな。何故か知らないけど、畑の所有者以外は花に触れないからな。ゲームってそういう所がいい所よね。盗まれる心配が無いからな。でも、上級も育てようと思ったら、育てられるんだし、見つかるのも時間の問題だとは思うけどな。結局は最初級から中級まで総当たりすれば、見つかるって程度のものなんだから。住民でも見つけようと思えば、見つけられるもんな。




